続きその1 愛美もみつか父が誘拐した。 スタート地点がトイレなのは公園最後の映像通り愛美が誘拐された場所で、それを知る犯人(みつか父)が公園で亡くなった(と思い込んでる)愛美(みつかと混同)の生前の姿(みつかと同じ年齢の頃)を撮影しようとしていたから。 室内からは人影や撮影した愛美が急に大きくなること、室内の女性の服が愛美の学生服？と似ていることからあの女性は成長した愛美の姿と考えることもできる。 部屋の内装や様子が変わっていることからそれなりの時間経過が存在すると思われるので愛美はあの体格まで生存していたのではないか。 室内の様子が変化してるのは過去と現在の映像が切り替わっているから。 公園前は現在の部屋、公園後はみつかが亡くなった当時の部屋、最後(電気がシャンデリアに変化、みつかの部屋のドアノブの位置が逆など色々変わってる)は現在の部屋。 愛美をみつかと混同して長い年月を共に生活していたことで、みつか父は娘であるみつかの姿を忘れたか思い出せず、愛美の姿がみつかの物だと思い込んでいた。冒頭での行方不明のチラシは愛美の子供の頃を思い出す為で、公園での出来事は恐らく妄想や幻覚がかなり混じってると思われる。 ここからが重要で、冒頭の子供を撮影していた映像(競争してたやつ)がみつかが亡くなった頃で過去の話。序盤の公園に向かう前でPC見てる時から最後までが現代の話だと思われる。 そして公園での撮影でみつかとの思い出(恐らく姿は愛美で公衆電話の声や放送の娘の話がみつかの物)が甦り、みつかと愛美の差異が浮き彫りになったことで記憶の混濁や娘と他の子供を混同していた意識が正常に戻りつつあった。それが部屋の様子が過去と現在で頻繁に切り替わった原因であると考えられる。 途中と最後でアップロードした写真が違っていた理由は、みつかと愛美が別人であるとハッキリ認識できたことでみつかの姿を思い出せたから。 エラーは愛美が直近で、みつかは昔に亡くなったことを表している。

続きその2 マイキーは人形やポスターが存在することから、恐らく警察のマスコットや正義の象徴的な存在。 公園のマイキーは監視されてるなどの被害妄想？で襲いかかってくるマイキーの被り物は警察に捕まりたくないなどの恐怖心が男性姿、愛美への罪悪感などが女性(愛美)の姿として罪の意識が形になった幻覚と思われる。 最後のドアノック～ポストから落ちてくる愛美のチラシやみつかの警察への電話は全部罪の意識から来る幻覚か妄想。もしかしたら電話は罪の重さに耐えられず自分でした可能性も考えられる。 この妄想や幻覚でパニックになった末にベランダから逃亡しようとしたのがエンディングでの出来事だった……というのが現在の個人的に考察。 ただ、完全なヒトコワだけって訳でもなさそうにも思える。 最後のベランダでは音や動きから主人公が誰かに突き落とされたように見えるのが気になるところ。実際に誰かが後ろに居たのか、それとも愛美の霊にでも復讐されたのか… その後にみつからしき人影も落ちて落下音は無し。父親を心配して独りにしない為に追いかけた娘の優しさなのかも知れない。 手袋をした手は警察の鑑識か、この作品がヒトコワじゃなければデジカメを回収しにきた黒幕なんて可能性も。 タイトルが「"呪われた"デジカメ」になっているの理由は三通り考えられる。 ①全部妄想か幻覚だった為にデジカメで撮影された映像には何も映っておらず、飛び降りた男性の持ち物(落下時に一緒に落ちた)から意味不明な映像を撮ったデジカメが見付かった……という流れで不気味がられてそう名付けられた。 ②本当に心霊写真が映っていたorベランダで突き落とされた～みつか飛び降りまでが幻覚ではなく実際の映像として映っていたことで「呪われたデジカメ」として警察に回収されたor世間やネットに広まった。 ③サイトの管理人？が普通のデジカメを呪いのデジカメに変える為の儀式的なことを主人公にさせており、無事に儀式を完遂させて「呪われたデジカメ」を作り上げた……みたいな可能性。または、最初からデジカメは呪われていたというシンプルな可能性も完全には否定できない。

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