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@すぽっくまいすた
@すぽっくまいすた 4 сағат бұрын
30年くらい前のネット記事での話です。 ある大手メーカーが部品メーカーに部品の製作を依頼するのだが、どこのメーカーに依頼しても要求する品質のものが出来ない。 何社にも依頼したがついに金型製作の予算が尽きてしまった。最後に依頼した町工場には金型代は出せないが、部品価格に上乗せして、月々の最低発注量も約束するので受けて貰えないかと打診。工場側は内容を検討して、自社の技術で金型製作・部品量産は可能と判断して受諾。 部品価格は高価になったが、条件通りに何年か納入したところで、担当者が交代した。新任の担当者は部品が高いと値下げを要求。当然、契約の経緯を説明したが、担当者は聞く耳を持たず。契約を切っても金型は当社の情報をもとに製作しているから当社に権利があると主張し、金型を渡せと要求。町工場の社長は怒り心頭で、オタクとはもう付き合わんと金型を真っ二つに破壊して担当者に持っていけと投げつけた。 担当者は値下げのためのブラフだったようだが、壊れた金型を持って涙目で帰ったとか・・・ この頃は卓越した技術を持った町工場がいっぱいあって、痛くない注射針を開発した岡野工業とか世界一小さい歯車の樹研工業とか、面白い話がいくつもありました。