コメントありがとうございます。 膝の問題を抱えている場合は、レントゲンやMRIなどの検査を実施し、治療方針を決定していきます。膝の状態に応じて治療にはいくつかの選択肢があります。toshioさんは13年間も保存療法を実施しているとのことで、関節内注射やリハビリテーション、靴の中敷きの調整など、保存療法での痛みの軽減は難しい可能性があります。以下に手術療法による対応を記載しております。 【手術療法】 ① 関節鏡視下手術:関節内の状態を確認し、必要に応じて半月板を縫合もしくは切除します。 ② 骨切り術:骨を切って軸を矯正し、負担がかかっている部分を修正し痛みの軽減をはかります。 ③ 人工膝関節置換術:傷んでいる関節の表面を取り除き、金属やポリエチレンで出来た人工関節に置き換えます。 toshioさんのご年齢や前回の手術を実施してからの期間、現在も温存療法を実施していることなどを加味すると、骨切り術や人工膝関節置換術が対象になるかもしれません。人工関節の対応年数は約20年と言われているため、まずは骨切り術にて様子をみて、数年後、再び痛みが出るようであれば人工膝関節置換術を行う方法もあります。 「痛みが限界」で日常生活にも支障をきたしている場合は、身体的・社会的要因にも影響を及ぼすこともあります。今後「いきいきとした生活」を送れるように、まずは専門医へのご相談をお勧めします。