この曲は、ドフトエフスキーの「罪と罰」をモチーフにしたもの。 この頃のポール・サイモンは、全く売れずに、ギターを持ってイギリスに渡り、 ときには、路上生活もしながら、活動した。 この頃の歌は、全体的に暗い曲が多い。 宿に帰ったサイモンに、ガーファンクルから電話があり、「すぐ帰れ、お前の曲が全米1位だ」 サウンド・オブ・サイレンスに、ドラムスと12弦ギターをリミックスした曲がヒットした。 ポール・サイモンは、何も知らなかった。 サウンド・オブ・サイレンスは「神」を否定した曲、ポールはユダヤ人だ。 しばらくして、サイモンは「アメリカの歌」で、イギリスでの苦労を歌詞にした。 「死ぬ夢を見た」「空を飛び、自由の女神が沖に歩き出す」というもの また、「PEACE LIKE A RIVER RUN TO THE CITY]と歌い アメリカに真の自由があるのか?と問うた。 私が一番好きな歌は、娘ルル・サイモンが生まれたときにつくった「FATHER AND DOUGHTER」です。