これ学校で流したほうがいいと思う。個人的にはshockは人間教育的にも良いミュージカルだと思っていて、shockのテーマであるshow must go on、これはショービジネスだけではなく日々の仕事にも通じる。一つの物に、ぶっ倒れてボロボロになるまで、常に自分を追い込む光一君筆頭にカンパニーの皆一人ひとりがそれぞれ個性があって、それぞれの道のエキスパートではあるけれど、高いプロ意識と立ち向かう真摯な姿勢、そして、何よりも熱い情熱を持ってみんなが一つになって共に一つのチームとして一つの物に向かう、show must go on、ショーは続く、たとえ何があってもショーは続けなければならないんだ、と言う物は、我々社会人が日々仕事をする事と通じる。我々社会人も、たとえ何があっても仕事を続け、決して諦めずに生きるために、自分の人生の為に働く事を全うしなければならない。この舞台はショーマンとしてだけではなく、社会人として、そして、人が一人の人間として生きるための教科書、とも置き換えることができる。自分も会社の後輩に、社会の厳しさと、たとえ何があっても仕事の責務は果たさなければならないという事を教えるためにも、ただ単なる自分の趣味の押しつけと思われてもいいから、shockを観ることを勧めようと思う。