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松原八幡神社秋の例大祭「灘のけんか祭り」。 ことしの祭りを取り仕切る「練番」の妻鹿地区が、3基の神輿をぶつけあう最大の見せ場「神輿合わせ」を披露しました。 その様子を真剣な面持ちで見つめる1人の少年。 ことし、祭りを彩る男衆の仲間入りを果たした高校1年生の平井亮暉君です。
祭まで2週間を切ったこの日、男衆の中に平井君の姿がありました。 平井君はことし初めて、祭りの道中屋台や神輿を先導する役目の幟持ちを担います。 高さおよそ8.5メートル重さ40キロの幟を、仲間とともに立てたり下ろしたりしながら本番を想定した練習を繰り返します。 幟持ちのメンバーの中には父親の敦史さんの姿も。 親子2代で参加する「けんか祭り」。 練習にも力が入ります。
「けんか祭り」初日の宵宮。 祭囃子が響き渡り街も人も一気に祭り一色です。 大人たちに教えられながら、平井君はしっかりと手綱を握り屋台を松原八幡神社へと導きます。 そしていよいよ迎えた本宮。 平井君はこの日も、幟持ちとして練り場の御旅山に勢いよく先導します。
平成最後の「けんか祭り」に本格的デビューを果たした平井君。 多くの人を魅了するこの伝統的な祭を、これからも若い世代がつないでいきます。