20. アッピア街道(Appian Way)

年末年始イタリア旅行の記録。
【時期】2023年12月末〜2024年1月上旬
【ルート】ミラノ→ボローニャ→フィレンツェ→サレルノ→アマルフィ、ソレント、カプリ→ナポリ→ローマ
アッピア街道
イタリア旅行最終日は、ローマから伸びるアッピア街道(Via Appia Antica)へ。
紀元前3世紀頃に作られたアッピア街道は、イタリア半島の脛に位置するローマから、ヒールに位置するブリンディジまでを繋ぐ、全長580kmの道！
ローマを囲む城壁の南側、San Sebastiano門からスタートし、まずはローマ時代の共同墓地、カタコンベを見学。ここが、旧ローマ帝国圏に点在するカタコンベの原型なんだそう。ツアーで洞窟内をじっくり見学。「絶対離れないで！」とガイドさんが真顔で強調してたけど、納得するレベルの迷宮っぷりで、ちょっと怖かった(写真撮影不可)。
街道を徒歩でさらに南下。マクセンティウス帝の邸宅跡や、ローマ時代の貴婦人チェチリア・メテッラの円筒型霊廟、中世の城や教会の跡地も見学。VRで当時の生活を追体験できて面白かった。
霊廟を過ぎると、短距離ではあるもののローマ時代の路面が残っている部分があって、感動！
黒くて大きなツルッとした石で舗装されていて、箱根にある旧東海道の石畳と似てる。いつか、アッピア街道を踏破してみたいなぁ…なんて思いつつ、いよいよ帰国…。