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福岡県の西部に位置し、面積341.7㎢、人口は九州地方最大の1,550,627人(2016.7.1)を誇る政令指定都市で、福岡県の県庁所在地。江戸時代、黒田長政による福岡城築城と、その城下町が整備された頃から町の名前が福岡と呼ばれるようになり、福岡は城下町、博多は古くから商人の町として栄えていた。明治22年(1889年)の市町村制で人口50,847人(1889年)の福岡市が誕生し、昭和8年(1933年)には人口276,458人(1933年)を数える九州最大の都市となった。昭和47年(1972年)に県内では北九州市に次ぐ政令指定都市に移行し、1975年には「山陽新幹線」博多延伸により東京と九州が新幹線で結ばれ、人口も100万人を突破した。政令指定都市移行後は、天神地下街、都市高速道路、地下鉄などのインフラも整備され、現在では、アジアから日本への玄関口であるとともに、日本三大都市につづく大都市に成長した。行政区は、東区、博多区、中央区、南区、城南区、早良区、西区の7つの区で、行政、経済の中心は中央区と博多区。
静岡県からのアクセスは、東海道山陽新幹線「ひかり号」で、名古屋から「のぞみ号」に乗り継ぎ、熱海から5時間、三島から4時間55分、静岡から4時間30分、浜松から4時間5分。
中心市街地は、JR博多駅周辺の博多地区、中洲地区、西鉄福岡駅周辺の天神地区と地下鉄空港線沿線の赤坂駅、大濠公園駅周辺のエリアのほか、西新駅周辺は副都心。
九州随一の商業集積地「天神」と九州の玄関口である「博多」は良きライバル関係にあるが、その間を歩くことも可能な適度な距離であることから回遊性も感じ、地下鉄七隈線の博多延伸により一層強い中心市街地が形成されるのではないかと期待できる。一方、驚くことに福岡市の2013年の製造品出荷額は5,700億円で、その数字は静岡市(1兆7,517億円)の三分の一、浜松市(2兆1,303億円)の四分の一に過ぎない。要するに福岡市の勢いは第3次産業によるものなのだ。静岡県の産業政策は、ものづくりに力を入れているが、福岡市の産業構造を見ると、決して製造業に頼ることなく人が集まる、魅力ある都市であることが分かる。中心市街地の魅力こそ、都市の魅力であると改めて思い知った。
【JR博多駅】
鹿児島本線、篠栗線、博多南線、東海道・山陽・九州新幹線のほか、日豊本線と長崎本線への直通列車と地下鉄空港線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員は、JR九州が118,082人(2015年度)、JR西日本が19,315人(2014年度)、地下鉄線が73,938人(2015年度)。駅は高架駅で、西側の「博多口」側が在来線、東側の「筑紫口」側に新幹線ホームがあり、東西を結ぶ改札外コンコースから、駅ナカ商業施設の「マイング」、駅ビルの「JR博多シティ」のほか、地下鉄乗り場へとアクセスできる。
筑紫口の駅前広場には、タクシー乗り場と一般乗降用スペースが広がり、その周りには大きな荷物を持った観光客と見られる人たちが目立っていた。広々とした博多口駅前広場の西側には大型オフィスが並んでいる。
【マイング】
【JR博多シティ】
【竹下通り】
【福岡合同庁舎】
【大博通り】
【はかた駅前通り】
【住吉通り】
【西日本シティ銀行本店】
【博多バスターミナル】
【博多駅地下街】
【KITTE博多】
【JRJP博多ビル】
【博多区役所】
【福岡商工会議所】
【キャナルシティ博多】
【明治通り】
【博多リバインセンタービル】
【博多座・西銀ビル】
【gate's (ゲイツ)】
【川端商店街】
【中洲(歓楽街)】
博多川と那珂川に挟まれた南北約1km、東西約220mで、1600年、黒田長政が福岡と博多をつなぐために橋を架けたのが始まりと言われている。大正時代から盛り場として栄え、現在では九州最大の歓楽街として知られている。
【天神コア・天神ビブレ】
【天神イムズ】
【大丸福岡天神店】
【福岡市役所】
【天神地下街】
【福岡パルコ】
【ソラリアステージ】
【西鉄福岡駅】
西鉄福岡駅は、天神大牟田線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員は129,608人(2014年度)。駅は高架駅で、福岡三越などが入る駅ビルのソラリアターミナルビル、ソラリアステージと直結している。
【福岡三越】
【ソラリアプラザ】
【渡辺通り】
【新天町商店街】
【岩田屋本店】
【天神ロフトビル】
【BiVi福岡】
【渡辺北通り】
【ミーナ天神】
【イオンショッパーズ福岡店・ノース天神】
【福岡高等・地方・簡易裁判所】
【福岡城跡】
【大濠公園】
【西新商店街】
【中西商店街】
【福岡タワー】
【福岡市博物館】
【福岡市総合図書館】
【ヤフオクドーム】
【福岡市地下鉄】
【福岡県・県庁】
福岡県は、九州の北部に位置し、面積4,986㎢、人口は全国9番目の5,121,671人(2016.6.30)で、福岡市、北九州市の2政令市を含む、28市30町2村で構成されている。明治4年の廃藩置県では、福岡県、三潴県、小倉県の三つの県があったが、明治9年(1876年)に3県が合併し、現在の福岡県の形となった。明治から昭和にかけては、石炭、鉄鋼、機械などの産業が盛んとなり、高度成長期には日本の経済発展を支えてきた。しかし、昭和30年代にはその勢いも衰え、5年もの間人口が減少した時期もあったが、昭和40年代中期以降から商業、サービス業などの第3次産業が成長し、見事V字回復に転換した。平成27年の国勢調査によると、全国的に人口が減少する中、福岡県の人口は前回調査に比べて約3万人も増加し、全国8番目の北海道に迫る勢いだ。