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広島県境に接する山口県の東部に位置し、面積873.72㎢、人口は138,760人(2016.8.1)。関ヶ原の戦いの後、初代藩主の吉川広家が岩国に転封された頃から岩国城の城下町として栄えた。明治時代以降、化学、繊維、パルプなどの基礎素材型工業が集積し工業都市として発展した。昭和に入ってからの昭和15年(1940年)に市制を施行し、また、岩国海軍航空隊が開設され、近年では2006年3月、周辺自治体との合併により、県下2番目の面積を有する現在の市域となった。
静岡県からのアクセスは、東海道山陽新幹線で広島まで行き、山陽本線に乗り換え、広島から岩国まで各駅停車で約1時間。
中心市街地は、JR岩国駅西口の麻里布町を中心としたエリア。
岩国の中心市街地は、かつての城下町とは異なる明治時代以降にできた新しい街で、その為、岩国駅周辺には、商店街や商業施設、官公庁などが集まる理想的な中心市街地を形成している。年間300万人もの観光客と、広島市との適度な位置関係という地理的要因が岩国の潜在的需要であり、これからのチャンスではないかと思った。
【JR岩国駅】
山陽本線と岩徳線が乗り入れ、1日当たりの乗車人員は5,722人(2014年度)。駅は地上駅で、改札内跨線橋が西口と東口を結ぶほか、駅の北側にある改札外の地下道が東西自由通路となっている。現在、橋上駅舎と延長110m、幅員6mの東西自由通路の建設が、2017年度末までの供用開始に向けて工事が進められている。
東口の駅前広場には、一般者とタクシーが乗り入れるほか駐輪場があり、どちらかと言えば通勤、通学用に使われるという雰囲気だった。表玄関である西口を出ると、錦帯橋行きの路線バスなどが停車するバス乗り場のほか、タクシーと一般乗降用のロータリーが広がっている。
【イズミ岩国店】
店舗面積4,376㎡の商業施設。
【駅前本通商店街】
岩国駅前から南側へ約380m続く商店街で、国道188号線を挟んだ両側には、錦帯橋をイメージしたアーケードがあるのが特徴。
【福屋岩国店】
【フジグラン岩国】
店舗面積13,737㎡、地上1階から7階までを営業フロアとする商業施設で1987年にオープンした。フジグランを運営する株式会社フジは、愛媛県松山市に本社を置き、食品、衣料品、日用雑貨などを主に扱う小売店を、四国、中国地方でチェーン展開している東証一部上場企業。
【中通り商店街】
駅前本通りから西側へ約250m続く全蓋式アーケードを有する商店街で、ファッション関係から飲食店を中心に約40店舗が集まっている。
【麻里布町西側(歓楽街)】
【シンフォニア岩国】
客席数1,205席を擁するコンサートホールのほか、企画展示ホールや会議室などが入る文化施設で、山口県の出先機関である岩国総合庁舎も併設されている。
【岩国市役所】
【岩国市民会館】
【岩国城】
錦帯橋が架かる錦川を天然の堀とした山城で、初代岩国藩主の吉川広家が築城した。しかし、幕府の一国一城令により僅か7年で廃城となってしまい城は破却されたが、現在は、1962年に鉄筋コンクリートで復元され、日本100名城にも選ばれている。
【錦帯橋】
錦川に架かる全長193.33mの橋で、江戸時代、岩国城と城下町を結ぶために架けられた重要な橋。アーチ型の構造は、「流されない橋を作りたい」という思いから生み出された技術で、1674年から1950年9月の台風による流出までの276年間持ちこたえました。その後、岩国市議会は国や県に働き掛け、見事1952年12月に架橋が終了し、わずか2年3か月で錦帯橋は再建された。現在見られる橋は、2001年の「平成の架替」によるもので、2015年の年間観光客数は611,827人。