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今年のピットボックスミュージアムのテーマはイタリアンバイク
1950年代から1960年代のレーシングバイクを中心に、普段は見ることの出来ないようなレアなバイクが展示されました。どの個体も素晴らしいコンクールコンディションで、グランプレミオやコルサの名に恥じぬ姿を見せてくれます。
嘗てのイタリア車は造形・色彩ともに美しいのですが、全ては機能を満足させるためであり、合理性の結果であります。それでもピットボックスを真っ赤に染めたバイク達を眺めると、日本車ともドイツ車とも違った姿と雰囲気を感じます。同じ目的「レースでの勝利」を目指しつつも別なフォルムを持つのは、血と歴史のなせる業なのでしょう。僅か20年足らずの期間にだけ生まれ、走り続けたクラシック・イタリアン・レーシングバイクへの思いは、今も色褪せること無く赤く燃え続けています。
ファクトリーマシンを含むクラシックレーシングバイクのエンジン始動の動画です。私はライダーだったので共済にも加入していたのですが、サインエリアに立ち入れずに走行の動画を撮影する事が出来ませんでした。そこでエンジン始動の際のムービーをアップします。クラシックバイクの魅力のひとつに、そのエクゾストノートがあります。サイレンサーを装着しないレーシングバイクが走行する様を見られるイベントは、日本では非常に少なく、その点は感謝しております。音も無く電動車のように走る過ぎるのは、魅力半減と思います。このミーティングが末永く続きますように。