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巽町山車組
『源平合戦 奇襲一ノ谷』
元歴元年、一ノ谷合戦の火蓋が切って落とされた。
福原の東門、生田森に襲い掛かる範頼軍五万、一ノ谷西門を攻撃するのは義経軍七千余騎。
道案内人鷲尾三郎と福原の背後の無防備な崖の 越に向かっていた。
義経は辿り着いて眼下を見れば、海辺は源平の白赤旗が乱れ血しぶきをあげる修羅場が望まれた。
義経率いる一行は鵯越で鹿が通ることを知り、馬を二頭崖から放した。
一頭は死に、一頭は起き上がり草を食っていた。馬の後足を折り敷かせるようにして、義経一行は崖を駆け下って鵯越の奇襲をかけた。
予想もしていなかった方向から攻撃を受けた平 氏軍は大混乱に陥る。
その混乱に乗じて源氏軍は火を放ち、海側に逃げ惑う平氏軍に対して範頼は攻撃を命じた。
この状況を見た平氏軍の総大将平宗は敗戦を悟り、 安徳天皇や建礼門らを連れ、屋島へと逃れるのであった。
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巽町山車組
組頭:中新田 強
副組頭:関 隆大、岡野裕民、日形井 勇人
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撮影日:2023年9月14日 久慈秋まつり前夜祭
#久慈秋まつり2023