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山形を代表する冬の景観と言えば、蔵王の樹氷です。
樹氷は、日本海の湿気を含んだ雪がシベリア偏西風に運ばれ枝に凍りつき、樹木全体が白い氷になったものです。オオシラビソ(アオモリトドマツ)にできる蔵王の樹氷は特に有名で、「スノーモンスター(樹氷:アイスモンスター)」と呼ばれる冬の造形美です。展望台から望む地蔵山(1,736m)の西斜面一面に形成する自然のアート、樹氷は未来に残していきたい山形の誇れる景観です。
近年、アオモリトドマツは、害虫による食害により、広範囲に枯死する深刻な状況で、年々樹氷の姿も小振りで期間も短くなってきています。近い将来、今までのような“蔵王の樹氷”が観られなくなるかもしれません。
だからこそ、今、みなさんに"蔵王の樹氷"の姿を観ていただきたい!"蔵王の樹氷"を知ってほしい!「観ること」「知ること」が"蔵王の樹氷"を守る第一歩!
ビューポイントの標識はロープウェイで地蔵山頂駅で降りた正面にあります。QRコードで景観物語を読みこみ、地蔵山頂駅内のレストラン山頂からあたたかいコーヒーを飲みながら、景観物語と共に樹氷を鑑賞するのがおススメです。例年、週末にはライトアップも開催されておりナイトクルージング(要予約)で行く樹氷幻想回廊ツアーでは昼とは違う樹氷群を間近で眺めることができます。また、スキーやスノーボードで樹氷の間を滑りながら鑑賞するのもオススメです。
思う存分に樹氷を楽しんだ後は、蔵王温泉で暖まり、蔵王の名物ジンギスカンや稲花餅等を食べれば、さらに蔵王を満喫することができます。
また、樹氷のシーズン以外でも、春の高山植物、夏の深緑・トレッキング、秋の紅葉も美しい蔵王をお楽しみいただけます。
写真はやまがた景観物語公式Instagramをご覧ください。
/ keikan_yamagata