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収穫が始まった6月のキュウリは窒素とカリを大量に吸収していますので窒素とカリの補給が必要です。カリはキュウリの樹のなかで光合成でできた糖をキュウリの実に送り、根っこに送って根を育てます。キュウリを含む果菜類の夏野菜は次々に収穫されますので収穫される都度、窒素とカリがなくなっていきます。キュウリの樹の中でカリが少なくなると養分の流れが停滞して変形キュウリが多くなります。
収獲期に入ったキュウリの吸収根は畝の肩より広く根を張っていますので、追肥は畝の肩あたりを中心に月度ほど行います。またキュウリの毎日の潅水量は一株およそ3リットルです。ナスほどではないですがキュウリも水を欲しがります。水が切れると枯れるのが早いです。腰より低い位置の子ヅルは2節で摘芯して2個程度の収穫にして、腰から上は基本的に放任でもいいです。暴れてジャングルにならない程度に手入れしておけば充分なキュウリが収穫できます。