terra brasilisが完成形という話ですが、本人にとってはineditoが極みだと思います。 伴侶だけでない、banda novaという家族を見つけたという幸せの極み。 aguas de marco作成中、目の前にあった風景は、建築中の家。これにはべつに意味はありません。この歌の肝は、すべてを水が洗い流していく。もう一度生きなおそうという、心のリセットです。聞く人に強く語りかけるメッセージソングではありません。しかし自然に浮き上がってきた、数珠つなぎに出てきたイメージすべてが、ブラジルたるものです。だからこそ、ブラジルで愛されるのです。この曲に、一つメッセージがあるとすれば、人はいつでも生まれ変われるのだということかもしれません。