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秋田県では20日朝早く線状降水帯が発生し県の南部を中心に非常に激しい雨が降りました。住宅の浸水被害なども確認されています。
秋田市では20日午前4時ごろから雷を伴って雨の降り方が激しくなりました。20日朝までに観測された1時間降水量は由利本荘市東由利と秋田市雄和で59.5ミリとなったほか秋田市大正寺で57ミリ、由利本荘市矢島と横手市で46.5ミリなど9月の観測史上最大となった地点もあります。
アンダーパスなど道路の冠水があったほか、住宅の浸水被害は秋田市と由利本荘市で10軒確認されています。けがをした人はいません。
JRによりますと、大雨の影響で秋田新幹線こまちに運休や遅れが出たほか奥羽線・羽越線・北上線にも影響がありました。
由利本荘市では住民の生活に様々な影響が出ていました。
赤沼地下道の近くに住んでいる男性は車庫に入れていた車の中に水が入り込み30センチほど浸水し拭き取る作業に追われていました。自宅は少し高い場所にあるため今回の大雨で被害はありませんでしたが周辺はひざ下まで水に浸かったということです。
由利本荘市ではこれまでに住宅の床上浸水が3軒、床下浸水が4軒確認されています。
3人で暮らしている女性は住宅の1階部分が水に浸かってしまい、絨毯を剥がすなど少しでも早く片付けを進めようとしていました。
秋田県内は22日にかけ再び雨が強まる所がある見込みで、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。