渾身の騎乗、渾身の仕上がりでダービーを落としたトップロード。 実際に全身全霊を尽くした同馬は、レース後にフォームを崩し立て直すのにかなり苦労した事、疲労が抜けるのに時間が掛かった事も上手く描かれていて設定の細かさに製作陣の愛を感じました。 アドマイヤベガは血統馬としての宿命、出生時のストーリー、ダービー馬となった代償、自らの馬体コントロールの難しさや菊花賞を最期にターフを去る伏線とこれも愛を詰め込むだけ詰め込んであって良かったです。 三冠の最終戦として描かれる菊花賞はRoad to the Topとしてどんか描かれ方をするのか。 涙無しでは語れないし、観られない、そんな感動のフィナーレを期待してます。 三冠の先、覇道を行くオペラオー。 ライバルとして幾度も跳ね返されるトップロード、そして遅れて来るマル外のメイショウドトウと、この後の物語もいつか観てみたいです。