ATEM Miniの必須ソフト「ATEM Software Control」のキホン解説

ATEM Miniは本体だけでは使えない機能・設定がたくさんあります。ATEM Miniをフル活用するには、Sofrware Controlの活用を避けることはできません。
しかし、初めてATEM Miniを使う人にとっては中々ハードルの高いソフトです。ボタンは多く、ATEM Miniとどこが連動するのかイメージも掴みにくいと思います。
そこで、今回は初心者の方でもSoftware Controlを使い始めることができるように、必要な情報をギュッと詰め込みました。これからATEM Miniを使う方にこそ、ぜひご覧いただきたいと思います！
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＜目次＞
00:00 蓋絵
00:27 雑談
05:43 挨拶
11:03 ATEM Software Controlとは
12:31 ATEM Setupとは
14:42 必要になるネットワーク知識
21:25 ATEM Setupでできる設定
24:42 Software Controlの大まかな構成
26:08 カメラパネルについて
28:00 メディアパネルについて
30:24 スイッチャーパネルについて
31:43 プログラム・プレビュー
36:04 トランジションスタイル
38:16 Fade to Black
41:40 ネクスト・トランジション（アップストリームキー）
44:34 ルマキー
47:43 クロマキー
50:02 パターンキー
50:26 DVE（ピクチャインピクチャ）
52:52 ダウンストリームキーとは
56:21 透過画像の合成について
1:05:28 オーディオパネル
1:22:06 設定画面
1:24:17 マクロ
1:27:12 設定保存をお忘れなく
1:29:24 チャット雑談
1:38:45 お知らせ

[@user-dk8nl6ig4x]

アルバイト先でイベントのライブ配信をすることになり、その担当が私に。動画の撮影、編集は経験があり、それなりに自信はありましたが、ライブ配信は初めて。特にソフトウェアの使い方がわからない。マニュアル読んでもチンプンカンプン。でも懇切丁寧な説明のおかげでなんとかなりそうです。Photoshop、Illustratorを使ってタイトル、テロップを入れ、Keynoteで出演者の名前など入れるようにしました。私、70歳になりましたが、新しいことに挑戦するのは、心配でもありますが楽しみでもあります。本当にありがとうございました。

[@tkykmts]

コメントをいただきありがとうございます。 ご参考になり嬉しいです。 ぜひライブ配信を楽しまれてください。

[@skyshot3397]

大変わかりやすい説明をありがとうございました。理解できたことが大変多かったです。

[@soncho]

とっても親切な解説ありがとうございます 僕はこれから　Pro ISOを使っていく者です 昔、Rolandのスイッチャーは使っていたので、全く初心者と言うわけでもないのですが 初心に返ってきかせていただきました。 僕は普段はスタジオ経営しているサウンドエンジニアです オーディオの部分で間違っていたら。。。 というお話もされていましたが 「初心者に教える解説」としては申し分なく上手いですね 自分が出来るってことと「教える」事は全く違うのでコレでいいと思います。 ーーーーー じゃあもう一歩踏み込んだところで言えば 「ゲインでまず大まかに設定して、微調整でフェーダーでやるんだよ」 このことを今、音楽業界では「ゲインステージング」と言って、最近注目されています 実は本当は「最近」ではなく、昔のエンジニアさんの方がコレをシビアにやっていて DTMやデジタル配信が主流になり、アマチュアさんがなんとなくやりかけ、なんとなく「ミックス師」などとお小遣い程度でやるような、国民総クリエーター時代に入り、実はあまり「本物の音」ができなくなったから、もう一度「ゲインステージング」が重要と近年なったわけです なぜ、正確なゲインが大事か？ 一つ目は音が割れないなどの基礎部分です だから大きすぎず、小さすぎず。。。という事で初心者はいいのですが 本当はざっくりではいけないのです マイク(音量)テストをする時に、ATEMについているメーターで言えば 黄色にちょっと入る境目ぐらいでしょうか？ 音割れのデジタルピークは0dbですが、ゲインを合わせる時 フェーダーはまず基準のところにした時に インジケーターは-10db前後に合わす(-12db〜-6db） この余裕は諸説いう人はいますが、この範囲なら自分の基準で良いです (本当はVUメーターで測るのですがそれはいいとして) 0dbまでのこの余裕のことをヘッドルームとか言います ゲインツマミでまず合わせば、４つのHDMIの音と２つのマイクの音が全て同じぐらいにインジケーターが振るようになりますよね その時普通はトークが大きめ、BGMは小さめにしたいですよね もちろんその時、BGMのフェーダーを下げるわけですが、基準の音が6つとも同じでフェーダーも真っ直ぐ横並びに なっていたら、フェーダーの上げ下げを見るだけで「どのぐらい下がっている」が一目瞭然ですよね ゲイン合わせの時点で、ゲインは上がり気味で、フェーダーは下がってる、、、、もしくはその逆の場合 出てくる音量は一緒だから良いじゃないの。。。初心者的結論はそれでも結果オーライには思いますが どっちで上がったのかがわからなくなったら、どこを直すか曖昧になる　 映像で言えばよくわかります　カメラの色調整が明るすぎてるのか？　ATEMに調整機能があるとしてそこで暗くまたするのか？ そういう話です 絶対まずソースが大事で、あとは微調整にしないといけませんよね？　それと一緒です 次になぜ-10db前後なのか？です　もちろん「ヘッドルーム」というように余裕　大きい音が来ても割れない為というのは初心者には重要です が。。。。それなら平均-10dbにしてあったのに突然大きい音（爆発ほどは論外として)気合が入ってきて大きくなったら？ それが説明されていなかった、コンプレッサー(ダイナミクス)です 大きい音を抑えてくれて、小さすぎる音は持ち上げてくれるのです その反応速度が「アタック」すぐ効くか？　そして「リリース」はどのぐらい抑えておくか？です それより深い事はコンプレッサーを研究しましょう(書ききれないので) そして、初心者がわかりにくいもう一つがなんで、基準であれば良いのに　-18dbでは少ないの？ それ方が余裕もあるし、足らなかったらフェーダーあげれば良いじゃん。。。そう誰もが思うのです しかし、どんなものにも許容範囲、適正範囲ってありますよね ブランコは揺れます、体重制限120kgまでとなっていたとします その範囲なら100kgの人と80kgの人がブランコするのにはそんなに大差無いですが、130kgの人がブランコしたら すぐには壊れなくとも「きしみ」ますよね コンプレッサーやEQに入ってくる音は、適正範囲で入ってきたらちょうどイイ威力出るように【設計】されているのです。 そもそも爆音が入ってきた時に処理する回路に設計されていない。。。そんなイメージをしていただくと、また初心者に伝えるときは このような「噛み砕き方」でいいと思います。 それを屁理屈のように言葉尻を取るような人は、余り好ましく無い「マニア」として、「そこまで知ってたらあなたも解説したら。。。」でいいと思います。 以上、、、長文になりましたが「親切な解説」に感動したので、僕のわかる　オーディオの事だけコメントしました

[@tkykmts]

とても分かりやすく、また貴重なノウハウをありがとうございます！ これだけの文章、書くのも大変だったかと思います。 とてもありがたいです😭 バタバタしていてご返信が遅くなってしまいましたが、とても勉強になりました。 恥ずかしながら全てを理解したとはとても言えませんが、視覚的に入力ごとの音量差を把握するお話は、思わずなるほどなと頷いてしまいました！ 私も配信を学ぶほど、パッと見で分かる重要性をひしひし実感しています。 いくら事前設定では理解していても、急な対応の時に人間は見えない部分を瞬時に理解できないですね。 その意味で、フェーダーで視覚的に表すのは、ぜひこれから取り入れていきたいと思います。 また適正範囲の話も、音もそうなのだなと理解が深まりました。 わたしは音声よりも映像の方を扱う機会が多いのですが、あちらも適正な明るさ・色で撮っておかないと後編集で無理が出てきます。 何事も適正な範囲でソースを作ることが、後のアレンジの自由度やクオリティを高めるのだなと思いました。 音声についてまだまだ初心者以前の身でしたので、いただいたコメント大変参考になりました！ これからも理解を深めて、より初心者に良い情報を伝えられるように頑張ります✨

[@Freyyngling]

説明書読んでも、専門的用語みたいなのがあると分からなかったりすると思いますが、公式でも説明してくれないだろうくらいに。ここまで丁寧に！！説明してくれて最高でした。(≧∇≦)b。新しい新参者の敷居が下がり多くの配信者が増えると良いですね〜。

[@tkykmts]

コメントいただきありがとうございます！ まさにそういった方に見て欲しかったので、このコメントを頂けてとても嬉しいです^^ ぜひSoftware Controlをどんどん活用いただければと思います〜！

[@ftas-dx4883]

良く聞こえています

[@takeshihirano1319]

PinP切り替えても残せるんですね。初めて知りました。ありがとうございます。設定が別ソフトにあるとは。。。

[@tkykmts]

そうなんです、実はSETUPでできるんです！ なかなか気づきにくいですよね😅

[@Sonata.Fantasia]

お疲れ様です もっと早く知りたかったです でも、今でも非常に嬉しいです 　ゲーム配信で使用しています。 　最初ヘッドセットでしたが コンデンサーマイクでファントム電源の為（ファントム電源対応のが出てほしいです） evo4にコンデンサーマイクをつなげています 　自分の声が通らない問題、－OBSのトラックを別トラックにしていたり ヘッドセットの場合にはATEMでのEQとかでうまくいってた気がしないでもない？？？が ライブ配信の時に音関係（ゲーム音もマイク音もすべて）が全く反映されてなかったのに 後で確認してら音ちゃんと繁栄していました（OBSの録画もATEMのISOのSDDの録画でも） 　ライブ前には限定での配信で音関係のチェックしているのですが、いざ本番が…あの一か月が反映されずでした 　また、何が原因かわからないのですが、画像とゲーム音がライブ配信中ヘッドオンでのモニタリングでは 音がかなり遅れてます、 　ただアーカイブで確認すると問題なく一致しています 　一つ考えられるのはチートかもしれませんが… 　PS4とかPS5でATEM使用していますが、PCでも使用できれば嬉しいです 　長文失礼しました。 :D

[@GYMvisualarts]

お久しぶりです！オーディオ設定参考になりましたー！ コンデンサーからのエアーマイクと卓からのラインミックスで出してるのでコレは必須でした！ありがとうございますm(__)m

[@tkykmts]

ご無沙汰しておりますー！ ご参考になったようで嬉しく思います^^ また良い情報が発信できるように頑張ります！

[@takeshihirano1319]

オーディオの設定は、マイクは「ダイナミック」。「マイク＋プラグインパワー（標準）」はコンデンサーマイクの設定ですね。最近はコンデンサーマイクが多いので、デフォルトなんでしょう。

[@tkykmts]

コメントありがとうございます！ 念のため補足すると、コンデンサーマイクの中でもプラグインパワー対応のタイプとなります。ファンタム電源という別の電源共有方法もあるので、そちらとは違うことは重要な情報なので補足させてください^^

[@shu1949]

USBで出来るように、HDMI 出力をハードのスイッチで切りかえ出来るようになりますか？

[@tkykmts]

ATEM miniシリーズは「stream deck」というハードウェアボタンと連携することが可能です。 ただ、companionという仲介ツールも含めて設定が必要です。 ぜひこの辺りを調べてみてください！