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北朝鮮は10日、労働党創建70周年を迎え、平壌の金日成広場で午後、軍事パレードを行った。弾頭の形を改良した移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)「KN08」などを登場させ、米国をけん制した。金正恩第1書記が演説したが、「核・ミサイル」には言及しなかった。
朝鮮中央テレビによると、金第1書記はひな壇に姿を見せ、左隣に中国共産党序列5位の劉雲山政治局常務委員、右隣に黄炳瑞軍総政治局長が立った。金第1書記と劉氏が談笑する場面もしばしば見られた。
金第1書記は約25分間の演説で、「われわれの団結の力は、敵を不安と恐怖に陥れている。米帝が望むいかなる戦争でも相手にする」と強調。一方で、故金日成主席が掲げた「経済・国防並進」路線に言及しつつも、金正恩体制下で採択した「核・経済並進」路線や、事実上の長距離弾道ミサイルである「衛星」打ち上げには触れなかった。中朝関係改善を視野に、劉氏の面前での発言を自制した可能性がある。
また、金第1書記は「人民より大切な存在はない」と述べるなど、再三「人民への愛」を強調した。
金正恩体制で実施された大規模な軍事パレードは、2012年4月15日の故金日成主席生誕100周年、13年7月27日の朝鮮戦争休戦60周年に続き3回目。改良型のKN08のほか、新型の多連装ロケット砲などが登場したが、北朝鮮が発射試験成功と主張している潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)は姿を見せなかった。
労働党のマークや「70」をかたどったデモ飛行が行われたほか、休戦60周年の際と同様、放射能マークが付いたかばんを持った部隊も行進した。
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