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1990年7月23日に31歳という若さで天国に旅たった村上幸子さんの代表曲(1988年リリース)で、徳富蘆花の小説「不如帰」をモチーフにした曲です。
日清戦争の頃、海軍少尉の川島武男との幸せな結婚生活を送っていたヒロインの浪子は、結核を患い、逗子で療養することになりますが、夫の長期留守中に、姑により無理矢理、離婚を強いられてしまいます。離れ離れになってしまった二人は、その後一度だけ、偶然、京都駅で、見かけあうのですが、その瞬間的な再会が、結局は永遠の別れとなってしまうことになります。夫を慕いながら、失意のもとに天国に旅立っていく浪子の心情を、村上幸子さんが見事なまでに歌いあげていきます。