ジャズベの方が重心が低くてアンサンブルに入った時に良い塩梅の所に居てくれる感があります。英語で言うsit in the mixですね。 プレベはもうちょっと腰が高くて音の主張・圧が強いと感じます。 個人的にはどっちも好きですが、アーティストやプロデューサーに歌物のオケで鳴ってて欲しいと思われるのはジャズベの音なんでしょうかね。
自分もジジイなので、よく分かります。80年代初めくらいに日本のスタジオベースプレーヤーの多くがそれまでのプレベからジャズベにスイッチしていますよね。高水健司氏、美久月千晴氏、伊藤広規氏、田中章弘氏などなど。同じ時期にMarcus Miller氏も登場してきて、その頃まだWill Lee氏はプレベで頑張っていたけどいつの間にかサドのジャズベタイプに乗り換えて…と。自分もその流れに乗ってジャズベ買いました(笑)。Run for CoverとSparkle、この2曲が自分にとってのジャズベへの切り替えのきっかけとなりましたね。もうプレベではどうしようもないとその当時思いました。ちなみにそのスペクター~の一連の流れは、ハイエンドというかアクティブ・EMG・コンパクトボディというくくりと自分は見ています。自分もその流れに乗ってTUNEのTBの5弦タイプ買いました(笑)。しかもPJレイアウトではなく敢えてJJレイアウトにしました。今もたまに引っ張り出して弾いてみますけど、ジャズベ全盛の今はそのサウンドは懐かしい感じもします。