小学生によくあるバッティング バットが出ないどん詰まりはここで直る

[@BCSism]

今回は小学生によく見られるバットが出なくて詰まってばかりのバッティングについてのお話です。 筋力が弱い小学生などでは 身体の回転にバットが取り残されていつも詰まってばかりだとか、引っ張ることができないということがよくあります。 これは小学生でなくても、同じようにバットが取り残されて、身体だけ先に前に向くようであれば、 その程度は小学生ほどではなくても、中学生でも、高校生でも、どうしてもいつも詰まるということになります。 このようなスイング動作を見たときに、多くの場合は 「開きが早い」と言われるのですが、 それは違います。 タイミング的には回転を始めるべきタイミングで回転しているからです。 これは、背骨を中心に両肩を入れ替える『上体の回転動作』が動いていないことに原因があります。 『上体の回転動作』が動かなければ、 上半身と骨盤とが一体となって向きを変えるだけの回転動作になってしまいます。 そうなると、トップでのグリップが肩の横にある状態のまま 上半身と骨盤とが一体となって向きを変えるだけの回転動作でバットを引き出すことになるので、 胸や骨盤が投手の方向にまで向いても、まだバットは身体の横にあって前に出てこないという振り出しになってしまうのです。 上体の回転動作が働くことで、トップで肩の横にあるグリップ（バット）は、胴体の前に進み、 インパクトの位置まで運ばれます。 ですから、上体の回転動作の動きの善し悪しがインパクトまでのバットの出の良さを決め、 その動きが悪いほど、ボールに差し込まれて詰まりやすいバッティングになってしまうのです。 「いつも詰まる」というのは、タイミングをとるのが下手でいつも振り遅れているのではありません。 バットを前に運んでくるための上体の回転動作の動きが悪くて、 一連のスイング動作の中で適切なインパクトの体勢を経由する瞬間が無いのです。 ここまで、上体の回転動作の話だけをしましたが、この上体の回転動作を働かせるためには、 下半身（骨盤）の動き方も大切です。 この点については、動画の中でも簡単に動いて示していますので、 動画をご覧ください。

[@アイラブ玉澤]

わかりやすい！！ 直しかたを教えてほしいです！

[@clarity735]

アマチュアゴルファーだけど 腰から下だけ動いて上半身がまわってないから右にいくのがよく理解出来た。

[@足蹴空腹]

分かりやすいです！ ありがとうございます！

[@taichitomisaki4293]

そのためにはどういう練習が必要なのか教えて頂きたいです。

[@BCSism]

TAICHI TOMISAKI さん コメントありがとうございます。 練習方法が知りたいというお気持ちは分かりますが、問題動作が起こる原因の動き方と望ましい動作になる動き方の両方が明確に分かれば、まずはやろうとすることで変わっていくものです。 多くの場合、原因はもちろん、どうなっているのかさえハッキリ分からないで練習が進んでいますので。

[@加藤雅和-u9d]

すごい参考になりました ありがとうございます

[@サトウユウジ-k8u]

小学生のコーチをしています。 このようなスイングをしている子供が数人います。 まず、自分で動作してみて、子供達に伝えたいと思います。 いつも、参考にしています。

[@catsyamashi]

非常にわかりやすかったです。子供だけじゃなく草野球の大人にもこういう打ち方多いですね。大抵引っかけたサードゴロか、詰まった1塁側へのフライで打ち取れる打者です。 なぜこうなるのかということを考えると、「左手で打て。（右手は添えるだけ）」とか「腰（骨盤）の回転で打て。」とか「肩を開くな。」という教え自体があまりよくないのではないかと。

[@鈴木陽介-f7k]

よくわかります。 自分は軸足のヒザの入りから上半身を連動しますが肩を入れ替えるという感覚より 膝を入れる力による遠心力を利用してバットが体から離れないように肘を身体に付けたままのグリップが丁度ヘソの前に来てから一気に回転させるイメージです。(打つポイントとしては身体の中心で持っています) この時に上半身をなるべく投手に向けないのと軸足のカカトを地面から離さないように我慢します。 極端に言えばバットがボールに当たってから回るイメージです。 骨盤が先に回るを軸足のカカトが早く上がってしまうという解釈をしています。 あくまでも私の感覚ですが。 前田さんの解説わかりやすかったです。

[@ジーユー-b3i]

開くな！というと結果的に開く典型ですね。 上半身は開かなければバッティングはできないという当たり前のことを忘れている人が多いとおもいます。最近は私も尊敬するイチローさんの影響を受けている人達が多いからだと推測します。。。 彼が伝えてるのはあくまでイメージ。

[@ジーユー-b3i]

ジャイアンツのチャンネルで原監督が吉川選手に指導していたのはこういうことかと。

[@やきうのお兄ちゃん-p4u]

開くなっていうのは腰の話しだね。上半身は開かないと打てない

[@やきうのお兄ちゃん-p4u]

なるほど 俺もこのフォームでよく開いてるって言われて、開かんよう無理に手打ちしたり色々試行錯誤してたけど理由がよく分かった

[@片山篤-y4t]

この動画だと、上体の回転が原因なのはわかりますが、そのための体づくりや、練習の仕方などには触れられていないので、そういうのかあるとありがたいです

[@t10koki1]

掛布さんが推奨しているホーススイング練習がいいのではないでしょうか？我チームは今冬トレで試してます。

[@しんりゅう-m4h]

直接来てくださいと言う事でしょうかね

[@しんりゅう-m4h]

どん詰まりとはキャッチャー側で打つ事ですか？バットの根元で打つ事ですか？この動画はキャッチャー側で打ってる事を詰まると言ってる気がします

[@BCSism]

しんりゅう さん コメントありがとうございます。 おっしゃる通りここで言っている「どん詰まり」とはバットが前に出てこないことにより、適切なポイントよりもインパクトの位置がキャッチャー側に”差し込まれる“ことを言っています。 芯より根っこ側に当たる現象のほとんどは、芯で捉えるために必要なミートポイントにバットの出が間に合わないことによって起こります。ですから「根っこ側に当たる」も「差し込まれて詰まる」は表現が違うだけで起こり方としては多くの場合同じであり、その状態が強まるほど両者は同じことになります。 ここでは「少し根っこ側にズレた」とか「少しポイントが捕手側になった」ということではなく、「どん詰まり」という表現ですから、すごく”差し込まれる“ことによってすごく根っこに当たるという両方の状態を指しています。

[@siranaito]

インハイに立ち遅れて無理に打とうとすると引っ張り方向に詰まったゴロになってしまう。完璧にボールの軌道にバットを入れてインパクトで力を入れても絶対詰まる。それはこの動画のような腰だけ回って上半身が使えないことが原因だ。

[@貯金箱-j3o]

まさにおれや…

[@赤松繁-n8k]

私は少年野球に入っていましたが、５年生の時の監督さんが体調不良で辞められて、ボランティアで法政大学野球出身で関西電力社員の監督にチェンジしました。まず、改革されたことは、重たいバットを短く持って振るとスイングスピードが出ないので、監督さんのポケットマネーと父兄の寄付金で小学生用の軽いバットに変えて長くバットを持ってフルスイングをする練習と最後までボールを見きる事とドアスイングにならないように指導されました。実際の試合でもかなり長打が出ました。 この方のスイングの悪い見本のスイングを見ていると球を最後まで見ていないですね。これでは三振ばかりだと思いますね。一言で言えば少年野球の場合は、中学生、高校生の使う重たい金属バットは辞めた方がいいと私の経験から言えると思います。しかし、監督さんが重たい金属バットを短く持ってコンパクトに振り抜けと言われたら、小学生はそうするしかありませんけどね。