Рет қаралды 16,722
from the EP ''salt water taffee'' (1994)
Bridge - 毎日がバレンタインだったら~エルザとエリック
*notes
-- カジヒデキさんが在籍していたbridgeによる「每日がバレンタインだったら~エルザとエリック」も、非リア充が満載です。歌詞の中に「緑の光線」というフレーズが用いられ、さらにエリックという人物名がタイトルにもあるように、歌詞の世界観はエリック・ロメール監督のフランス映画『緑の光線』を彷彿とさせるものがあります。『緑の光線』自体は、夏のバカンスという、映画とは真逆の季節が舞台になっています。しかし日本のクリスマスやバレンタイン・デーと同じように、フランス人にとってバカンスは恋人と過ごすのが定番の季節。映画の女性主人公は、人見知りの理想主義者で、友人が与えてくれた恋のきっかけもその頑固さでダメにしてしまうのですが、お膳立てのないふとしたきっかけで出会った男性と、日没のわずかな瞬間だけ太陽が緑色に見えるという“緑の光線”を観に行く約束を交わします。同じように歌詞の女性もまた、自分にクリスマスプレゼント買うような非モテ子なのですが、バレンタインをきっかけに緑の光線を観に行くチャンスを得ます。映画の主人公が「毎日がバカンスだったら」という気分なら、楽曲の主人公は「毎日がバレンタインだったら」と言いたくなる気分--そこにはモテを手にした女心の99%のハッピーと1%の不安が込められているようです。 --
jpop japan valentine pop flipper's guitar Éric Rohmer Le Signe du lion カジヒデキ ブリッジ 小沢健二 小山田圭吾 ネオアコ 渋谷系