「禅語」に学ぶ知恵～臨済宗・山川宗玄老師が語る～ 第3話

当時、臨済宗妙心寺派正眼寺（岐阜県美濃加茂市）と清大寺（福井県勝山市）の住職だった山川宗玄老師（令和6年4月～妙心寺派管長）が、禅語を解説しながら今を生きる知恵を説きます。
コロナ禍にあって不安にさいなまれることも多いこの時代に、日々どのように生きていけばいいのか、長年の厳しい修行を経験した老師が、実際にあったエピソードを交えながら丁寧に語り掛けます。
第3話は、「東山水上行」他の禅語の意味を説きます。
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16:00から、「応無所住　而生其心」の説明がありますが、　応無所住の解釈に疑問があります。注意が散漫しておらず集中した状態との説明ですがそうでしょうか。 応無所住とは、自分が考えているという通常の心の働きが一切生じない状態を表しており、また而生其心とは、それなのに事態に合わせて最適な答えが無意識に出来ているという事ではないでしょうか。自分の口で喋っているのにそこには一切の思考は無く、自分で自分の喋りを聞いているような状態です。或いは、ちょうど食べたものが自分でああしようこうしようと考えなくても自動的に消化吸収されるように、自我から離れた心は自動的に事態に最適に合わせた対応をしてくれるのでしょう。そう解釈してこそ禅僧の活殺自在の振る舞いが納得されます。 集中を大切にするのは神秀の偈の内容であり、まだ未完の状態でしょう。

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ぜん👃ゴウ🔛🔛🦏サイダン🤭