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2023年11月紀伊水道沖で、地球深部探査船「ちきゅう」によって新たに掘削した約500mの海底掘削孔内に観測センサーを設置しました。
南海トラフでの海洋プレートの沈み込みに伴い発生する浅部ゆっくり滑り等のプレート境界滑り現象の実態を広域かつ高感度に、そしてリアルタイムに把握するものです。
水深約2,600m+海底下500mへのチャレンジ、一緒に「ちきゅう」船上での研究者たちの様子をご覧ください。
《JAMSTEC BASEで読もう!研究者チームリーダー 荒木さんに尋ねました👂》
「ゆっくり地震」を捉えろ!光のものさしで海底の変化を観測する ~海底の光ファイバー ケーブルを地震研究に活用!
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《登場した用語、もっとくわしく👀》
◇LTBMS(Long Term Borehole Monitoring System):
長期孔内計測システム。掘削孔内にさまざまなセンサー(今回は光ファイバー歪計と水圧計)を設置し、海底ケーブルで陸上基地と接続することで、地震・地殻変動のデータをストリーミングできる。このデータは、地震研究や地震発生時の緊急速報等へ活用。熊野灘は3か所のLTBMS観測点があるが、ほかの南海トラフ沖合の広い地域はまだこれから。今回がその一歩だ。
◇地球深部探査船「ちきゅう」:海底下をより深く掘削するために、世界で初めてライザー掘削技術を導入した科学掘削船。科学掘削における世界最高の掘削能力(海底面下7,000m)を有し、巨大地震発生のしくみ、将来の地球規模の環境変動の解明、海底下生命圏をはじめとする未踏のフロンティアへの挑戦など、さまざまな掘削航海を行っている。
◇デリック:ドリルフロアから高さ約70 mの巨大なやぐら。吊り下げ能力は最大 1,250トン。
◇ドリルフロア(掘削フロア):さまざまな掘削作業を行うメインステージ。掘削機器の操作を行うドリラーズハウスもここにある。
◇HART(Hydraulically Activated Running Tool):船から延びるパイプとシステムを切り離す装置のこと。
◇CORKhead(※CORK = Circulation Obviation Retrofit Kit):孔口装置。長期孔内計測システムが設置されている掘削孔の海底面上に設置される。孔内計測データの吸い出しや海底面上の計測が行いたい場合は観測機器類が設置されることもある。CORKはもともとODP (Ocean Drilling Program)で1989年以降に水理地質観測のために開発・設置された装置 Circulation Observation Retrofit Kitの略語で、CORK headはその装置の一番上の部分(海底面上に出てくる部分)を指す。現在では計測対象の種類にかかわらず、掘削孔の海底面上に設置する部分をCORK head(孔口装置)と呼ぶようになったようだ。
◇ムーンプール:ドリルフロアの下の船底、「ちきゅう」のほぼ中央にある掘削用プールの名称。ここから海中にパイプを降ろす。
◇ROV(Remotely Operated Vehicle):無人探査機。船上からオペレーターが遠隔操作する。カメラで深海の映像を伝送したり、マニピュレータ(ロボットアーム)を使った作業が可能。今回は測器との接続切り替え、HARTの切り離し機構の操作などを行った。
◇DONET1、DONET2:熊野灘と紀伊水道沖に展開された地震・津波観測監視システムのこと。海底に設置された地震計・水圧計で得られたデータが海底ケーブルを通じて陸上局へ伝送され、リアルタイムで観測することができる。現在は防災科学技術研究所へ移管、運用されている。
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《関連プレスリリース》
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#ちきゅう #南海トラフ