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Japanese train running sound and view in the car.(NAGANO/Shinano-railway/Series-115)
しなの鉄道の115系S11,S14編成駅発着シーンと、S21編成・S3編成(湘南色)の走行音です。MT54系モーターと抵抗制御の組み合わせとなっています。
・長野に生き続ける115系1000番台
国鉄時代の1970年代後半、長野県内のローカル列車は80系などの転入車で運行されていたものの雪に弱く、冬季は輸送影響が問題となっていました。そこで上野口中距離電車で投入が続いていた115系に耐寒・耐雪構造を強化した1000番台が開発され、当時の国鉄では異例の地方線区への新製車両配置が進みました。1977年、1000番台の最初の投入線区とされたのが長野エリアを受け持つ松本運転所で、冷房準備工事の湘南色3連が活躍、信越本線向けには4M1Tの強力5連も生まれ、同所の115系は1980年頃時点で南は甲府・中津川、信越本線では高崎〜柏崎と広範囲で活躍していました。問題だった冬季運行の影響は抜本的に改善され、1000番台は長野エリアの安定輸送に大きく貢献したと言えます。長野を拠点に活躍した本グループも1997年の長野新幹線開業で一部がしなの鉄道へ移籍し、2015年の北しなの線転換時に更にJRからの移籍車が加わりました。しなの鉄道へ移籍したのは当時松本へ投入された1000番台最初のグループが中心で、一貫して長野地区を走り続けたことになります。JRの長野支社では115系は既に211系転入車で置き換え完了しており、しなの鉄道で残っていた115系もSR1系により本格的な置き換えが始まりました。後年移籍したグループの中には、JR時代に内装リニューアルを受けてグレーの内装に変わってる車両も存在します。