東京消防庁・8HR高踏破偵察車＆6HR救出救助車

3連休の中日にUPする再編集動画第2弾は東京消防庁消防救助機動部隊(HR)『高踏破偵察車』と『救出救助車』です。
この2台はいすゞ自動車が生産している自衛隊の73式大型トラックの経験を活かして開発された特別仕様のトラックで高床シャーシ+6輪駆動を活かして地震や津波を含む水害で損傷、瓦礫に溢れた路面を走行して災害用資器材、人員を搬送する事を『基本用途』に据えていますが『専用任務』も持たされています(因みに運転席と荷室は行き来できない)。
まず『高踏破偵察車』は2013年に編成された第9消防方面本部HR(八王子市)に配置されましたが10年目となる昨年、配置部隊の『機動科学隊(原子力、化学、生物災害対応部隊)』ごと第8消防方面本部HR(立川市)に移籍となりました。
この車両は福島第一原子力発電所事故での経験から悪路を突破して危険物質の種類や濃度を測定、時には現場に取り残された被災者を救出する任務を担うため車内に危険物質が侵入しないよう気圧を高くした『陽圧構造』を採用し、伸縮式ポールカメラと必要に応じて各種測定器を車外に装備して偵察を行います。
そして2015年に第6消防方面本部HR(足立区)に配置された『救出救助車』は本来、『耐熱救助車』と呼ばれた車両で本車でも火災現場を突っ切って走行するために消火系の消防車に備わっている『自衛噴霧装置』と場合によってはフロントウインドウに金網を追加する事が出来ます。
しかし6HRには大規模水害への対応が指定されている為、舟艇(ボート、水上バイク)も輸送する事になりましたがクレーン未装備+従来からあるテールゲートリフターでは荷室から降ろし辛い為、荷室の床を車外に出す『スライドデッキ』構造を採用+隊員が出動中に潜水服を着用しやすい様に荷室が拡張されています。
8/8追加
ニコニコ復活に付きリンク貼り付け。
立川消防フェア2024(PART2)
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令和5年度東京消防庁・江戸川区合同総合水防訓練(PART4)
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