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東海村舟石川の村立東海中学校で9日、定年退職する校長にサプライズで生徒から〝卒業証書〟が渡されるセレモニーがあった。
野沢恵子校長(60)は3月いっぱいで38年間の教師生活を終える。同校には3年前に赴任した。
3年生を送る会で、まずは教職員によるサプライズの合唱があった。野沢校長は秘密裏に3カ月間、特訓したピアノ伴奏を披露し、生徒を驚かせた。
クライマックスで3年生の代表者が「東海中を卒業するのは私たちだけではありません」と切り出すと、野沢校長の〝卒業式〟がスタート。野沢校長の経歴はじめ、修学旅行や体育祭など同校での思い出の写真がスクリーンに映し出された。
最後に生徒一同から〝卒業証書〟と記念品が渡された。証書では「長年にわたり子どもたちのために力を尽くしました」と教師人生をたたえた。その上で「私たちに温かくご指導くださり、朝早くからあいさつをしてくださりありがとうございました」とし、「私たちはあなたの生徒になれて幸せです」と感謝の思いが込められた。
野沢校長は涙を浮かべ、「一生懸命な生徒や温かい先生や保護者、地域に恵まれた。(教師として)最後の一日まで頑張っていきたい」と話した。