稲葉浩志「Not Too Late」を語る｜イナソロ一日一曲

[@kyoisshiki]

【編集後記】 感じたとおりに語ってみたあとで、 新たな解釈の可能性に気がつきました。 これは、走り出すために別れを切り出したい けれど決心がつかずに揺れている、 繊細な男心を表現した歌ではないか？ まだ旅立つことが、 走り出すことができていない僕が 君との愛の籠の中から飛び出して なにかを「間に合わせよう」とする。 そして、そんな僕の行先を 君に受け入れてもらいたい、 美しく幸せな別れを遂げたいと願う。 でも最後まで踏み出せなかった 弱い男の歌であるという可能性はないか？ だとしたら最後に残るストリングスや 電子音のビートがまた違った意味を持つ。 「愛を飛び出したら愛がみえる」というのは 愛なき道と同じメッセージだと思います。 ちょっとわからなくなってしまったので、 これから時間を置いて向き合い直して 再解釈の動画をそのうち投稿するかもしれません。 --- P.S. 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』 はアニメ版も超絶オススメです。