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空き地トラブルに頭を悩ませているとして、投稿者が19日、フジテレビに寄せた映像。
生い茂った草が境界のフェンスをのみ込み、敷地まで侵食してきています。
投稿者は2年前、茨城県内に新築で家を建てたばかり。
力いっぱい草を引っ張っても引き抜くことができないほど絡まってしまっています。
被害を訴える住人:
ここからずっと伸びてくる感じですね。だいぶ今はカットされてるんですけど、きのうまでこの辺りまで伸びてましたね。
自宅は手入れのしやすさを考え人工芝にしたものの、隣の空き地の草を刈るためだけに鎌を購入。
草が生えてくると、物置も自由に開けられない状態となっていました。
さらに設置してある給湯器の内部にまで伸びていたといいます。
被害を訴える住人:
こういうのが怖いですよね。ここがもしダメになったら、エコキュートの機械を取り換えるとかになっちゃったら、火事とかも心配じゃないですか、こういう機械ものって。
投稿者の住んでいる役所によると、空き地の所有者からの依頼で年に2回除草。
一方で、こうした空き地の除草の相談が年に数千件もあるといいます。
「イット!」は、登記簿をもとに空き地の所有者が住んでいるとみられる住所へ。
登記簿に記載されている住所にあったのは、3年前に建てられた自衛隊の宿舎。
「イット!」は周辺で聞き込みを行いましたが、近隣の住民も所有者の行方は分からないとのことでした。
後を絶たない空き地トラブル。
こうしたトラブルに見舞われた場合はどうすればいいのでしょうか。
橋下綜合法律事務所・松隈貴史弁護士:
明確な基準がないので、なかなか難しいところ。何cm伸びたら切らないといけないとか定まったものがないので、所有者の方にお願いをしても(対応)してもらえない場合であれば、ご本人で切る・除草するというような流れを取ってもらう形になる。
草によって皮膚が荒れた、ダニが湧くなどの実害がないと裁判で戦うことは難しく、まずは行政に相談してほしいということです。
しかし、行政によると、土地の所有者に通知を出しても相談者が納得いく対応をしてもらうことは難しいのが現状だということです。
FNNプライムオンライン
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