Рет қаралды 670
本日付の某新聞の読者投稿欄に、あまりにも怪しすぎる投稿が掲載された。
***
過日、客船「飛鳥II」で一か月ほどのクルーズに参加した。(中略)さらにこの航海をもっと安全にしてくれたのが海上自衛隊の護衛艦だった。
「飛鳥II」がインド洋に入り、海賊が出没するソマリア沖へ向かうころから、船内放送で自衛艦の護衛を受けるとの連絡があった。他の商船とも合流し私たちは護衛艦「さざなみ」「さみだれ」に前後を守られて航行した。船は海賊の襲撃に備え2晩も灯火管制がしかれた。
何ごともなく過ぎた朝、「飛鳥II」の船長から、明け方に護衛船へEメールを送ったとの放送があった。その中に「体を張って護衛してくださった自衛隊の皆さんに深く感謝する。ご家族の待つ日本へ、元気で一日も早くお帰りくださるように」という言葉があって胸がつまった。(中略)日本人はいいと思った瞬間だった。
***
これを読んで不自然さを感じない者はいないだろう。その船長は、自分の船が自衛隊に守られているということを、なぜに乗客に知らせる必要があったのか?また、自衛隊に対するEメールを、なぜにわざわざ乗客に知らせる必要があったのか?Eメールということは私信ではないか?「お前らも自衛隊に感謝しろよ」と言いたいのか?
それよりも不思議なのは、この投稿者(79才の女性)は、なぜにこんなに克明に一言一句を覚えているのか???普通、船の上というのは、エンジン音だとかで鮮明に一言一句を聴き取れるわけがないではないか?
それよりも、この投稿者は何がいいたいのか?「日本人はいい」ということを言いたいだけだったのか?ソマリア沖を通らざるを得ない欧州諸国は、どこも護衛艦を付けている。なのになぜに「日本人はいい」になるのか?
それとも、「私は皆さんの莫大な税金を使って一か月のクルーズに行って来ました」と大ハジを曝したかったのか????
商業メディアを信頼する側がバカだと言われればそれまでだが、後進国日本の真の姿が凝縮されているように思えて仕方ない。