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永劫の冬至の夜を抜け
妖精達の船は星空の下 世の光のさす場所を目指してゆく
陽の彼方 月の彼方へ 海の旅路は果てしなく続いてゆく
STORY -
「あらアトリアちゃんじゃない。。。こんにちわ」
「みゅう!」
「あうぅぅ。。。アトリアちゃん!いきなり楽屋に入っちゃダメだよぅ!」
「あらリヴェットちゃんまで。どうしたのかしら?」
「その。。。ルーリエさんにどうしても渡したいものがあるんです。。。」
「みゅう。。。どうぞです」
「まあ!綺麗な花冠。。。あら? これは。。。?」
白いバラとリボンの花冠に取り付けられた、キラキラと美しく輝くもの。。。それは星と輪を象ったエルベレスのペンダントでした。
遥か昔、ルーリエが初めて舞台に立った時、妖精達からお祝いに贈られたものと同じものでした。
後の大災厄と悲運によって亡くした、とても大切な思い出の欠片。
長い歳月を経て、再び夢に向かって踏み出した今。。。目の前の可憐な天使達が届けてくれたのです。
「そ、その。。。えっと。。。ルーリエさん!ずっと応援してます!頑張ってください! アトリアちゃん。。。行くよ?」
「みゅう!応援してるです」
「もう。。。あの子達ってば。。。」
ルーリエは嬉しさのあまり涙していました。
ノルスンドの冬至祭。小さな劇場の幕が今、上がろうとしていました。
ルーリエはペンダントを手にし、そっと目を閉じました。
「ありがとう。。。可愛い天使達。私はもう一度。。。夢の舞台に立つわ」
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作曲・動画: Rigel Theatre
イラスト: しいたけ
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GOD JUL!🎄⛄
2021年度、Rigel Theatreのユールお祝い企画です。
皆様に少しでも夢と希望をお届け出来ればと思います(*_ _)
ジャケットイラストはしいたけさんにお願いしました。
とっても可憐で素敵なルーリエちゃんを描いて頂きました!うつくしい。。。
心より感謝申し上げます(*_ _)
来年もRigel Theatreをどうか宜しくお願いいたします🪐⛄