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FDG PETは肺癌の病期診断においては、主に転移の診断に使われます。
良悪性の鑑別(病変が癌か癌ではないかを区別する)にも有用=癌だと光る、癌ではないと光らない、なのですが、「PETって偽陽性があるよね」「癌じゃなくても光るよね」とよく言われます。
PETを読む私たちにとっては、それは決して”偽”モノではありません。
なぜなら、FDG PETでは「ブドウ糖代謝が盛んなところが光る」からであり、”癌を光らせる”画像診断ではないからです。
とはいえ、最新の肺癌診療ガイドラインでは、「RCTで良悪性の鑑別は困難な場合、FDG PET/CTを行うことが有用」と推奨されています。結構良い!
PET医としてはうれしい。これは是非皆さんに知っていただきたい!
肺癌に限らず、非常に小さい癌や、分化度が高い(正常組織に近い性質を持っている、ブドウ糖代謝がそこまで高くない)癌は、FDG PETで見えないことはよくあります。
それでもやっぱり、全体を俯瞰したとき、FDG PET/CTで良悪性の鑑別ができる、というのは確かのようです。信頼して使って欲しいと思います。
#PET
#肺がん
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