Prof. Richard Taylorは、Prof. WilesによるFermat予想の解決に協力した後、1)谷山・志村予想の完全解決(標数0以外を含む)した数学者群の一人、2)弟子たちと共に佐藤・Tate予想の解決、という大仕事をやってのけましたよね。そしてこれら一連の業績により、2015年にBreakthrough Prize in Mathematics(賞金300万ドル!)を受賞したことが大きく報道されたと思います。
この動画でちょっと気になったことが2点。まず、Nicholas Katzの発音は「カッツ」でなく「キャッツ」ではないかとのことですが、CatsでなくKatzなので、カッツの方が良いのではないかという気がします。2点目は、テイラーとワイルズの関係ですが、Simon Singh著のFERMAT'S LAST THEOREM(青木薫訳「フェルマーの最終定理」)の記載と若干別のニュアンスを感じました。