ふくはまアグリ物語「ふくしま・浜通りで新しい農業！」第９話「飯舘村ミニトマト生産」

〇　東日本大震災と福島第一原発事故の影響が大きい浜通り地域等（※）では、農業者の高齢化や後継者不足などによる担い手不足が大きな問題となっています。
〇　ふくはまアグリ物語「ふくしま・浜通りで新しい農業！」では、企業の農業参入を促進するために、地域の営農状況や参入事例、インフラ整備の状況などをご紹介しています。
○　第９話では、株式会社エムケーファームの取組をご紹介します。
♦株式会社エムケーファーム
　経営者である菊野里絵氏は、１６年前に東京都内の会社を退職して、飯舘村での農業事業化プロジェクトに参加しました。エムケーファームで栽培しているミニトマトは、直売所やファミリーレストランなどに出荷するとともに、規格外のものを瓶詰めのピクルスとして販売するなど、女性目線のアイデアを活かした経営がされています。村内の若者の雇用や農福連携も進めており、今後の経営規模拡大が見込めます。
インタビュー：菊野社長、雇用している村の若者２名（寺島氏、菅野氏）　
　※　浜通り地域等１５市町村
　　　イノベーション・コースト構想を推進する地域（いわき市、相馬市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町、飯舘村）
　＜福島イノベーション・コースト構想＞
　　東日本大震災及び原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業を回復するため、当該地域の新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクト。廃炉、ロボット、
　エネルギー、農林水産等の分野におけるプロジェクトの具体化を進めるとともに、産業集積や人材育成、交流人口の拡大に取り組んでいます。
　www.fipo.or.jp/