「哀愁のカサブランカ」 『抱きしめると いつも君は 洗った髪の香りがした まるで若すぎた 季節の香りさ 結ばれると信じてた “セピア色した映画が好き やさしくて哀しい愛があるから―” スクリーン見つめて 濡れたその頬を 僕の肩に 押しあてていたね 風吹く胸が さがしてる 君のため息 ぬくもり Please Come Back To Me もう二度と あんなに誰かを 愛せない 大人の恋をしたと聞いた 新しい名前に なったと聞いたよ でも僕の心の スクリーンの中 君がはしゃぐ 君が泣いている ふたり合わせた 銀貨(コイン)でも 夢が買えたね あの頃 Please Come Back To Me ぼくたちは ひとつの季節の 主役さ 風吹く胸が さがしてる 君のため息 ぬくもり Please Come Back To Me もう二度と あんなに誰かを 愛せない あんなに誰かを 愛せない……』 郷ひろみさんが歌っていた名曲を史さんのアレンジで聴けて、嬉しく思います。スローなピアノ演奏と艶が響き渡るような声…史さんワールドに引き込まれた感じがします。歌詞そのものが、男女の仲を切なく、哀愁のある物語が紡ぎ出されているような雰囲気が漂います。秋が深まると物思いにふける、過去を振り返ってみたくなる時期だと思います。史さん、わたしの好きな曲を歌っていただきありがとうございます。スミレ色のお洋服、お似合いです。