Garrotin ガロティン

ポロポロとギターを弾きながら
【ガロティンgarrotin　フラメンコ　編曲　高田鍵三】
この曲は女性がつばの広い帽子をかぶって「わたしってベッピンさんでしょう」といってちょっとおどけながら踊る曲のようです。
この曲を弾きたくなった動機は
最近以前(1980年)に買った本を読み直しているのですが
「フラメンコと闘牛　砂上のいのち　勝田保世著 音楽之友社」
1937年にスペインの市民戦争の真っ最中にスペインに渡った人。
当時はスペインにいた外国人はみな逃げ出していたのにこの人だけは逆に入獄した人。
戦争中で荒廃してあわれな中セビリャに着いたそうです。
でもさすがスペインそのときキリストの復活祭でセマナ・サンタ(聖週祭)でおまつりの行事は例年通りやっていたそうです。
フェリアではうつくしいセビリャむすめの洪水で著者は目もくらみ船酔いした様だった。この地方で言う「感覚を失う」というボーッとした状態になったと書いている。
ということでこの曲を弾いてみたくなりました。