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北海道農業の「今」を動画で伝える「北海道NOW」。今回は、北海道を代表する農業地帯・十勝のJAおとふけから、ながいもの収穫風景をお届けします。冬を目前に控えた畑では、ながいもの掘り起こし作業が大詰めを迎えていました。
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【新商品『とかち太郎』がデビュー】
現在、JAおとふけでは種いも農家14戸を含む74戸がながいもを栽培しています。2019年の収穫量は約5,000トン。そのうち約4,000トンを道外に出荷、一部は輸出もされています。この日は、今年から始まった品種『とかち太郎』を収穫中。より多くの収量が期待される新商品です。
【土作りからほぼ1年かけて栽培】
ながいもは地中深く1mほどの長さに成長します。栽培にはやわらかい土作りが欠かせません。土作りは前年秋からで、5月に種いもを定植。10月には枯れた葉やツルを切り落とし、地中で長芋を完熟させます。11月に収穫されたながいもは、選別され、土付きのまま室温3℃の倉庫で一時保管。土が布団のような役割を果たしてくれます。出荷の直前にはきれいに水洗いされ、土に代わっておが粉に守られ、全国の消費者へ届けられます。