私はパイロットが全く無線聴いてない説が第一だと思っています。 誘導路中心線については、航空機カテゴリーA〜Fの全ての航空機の規格を考慮して引かれています。特に夜間や低視程などで灯火しか見えない状況を考えれば想像つくかと思いますが、そういった状況ではA5→Gは当然曲がれるものではありませんので、昼夜問わず左折は機種の大きさによらずパイロットの同意があって成立するものと理解しています。 Runway上での転回についてですが、稚内空港や宮古空港のように平行誘導路がなくBack trackが前提の出発になる場合は、Back track Runway 〇〇の指示を出すと、滑走路の出発端までBack trackで走行し転回しますが、このケースのように現在地でくるっと回転することを意味する場合にはあまり使いません。make 180 on runwayであったり、方向を指定するならturn left / right 180と指示するのが一般的です。 パイロットがwishful hearingでHard leftを都合よく解釈した可能性も排除しませんが、そこまで聴けていてそのように解釈してるなら、roger make 180, taxi to D TWYとはっきり返答するかなーと経験上は思います。
@suwonjp2 жыл бұрын
@@TV-gw4sl 返信ありがとうございます! 私は、パイロットが無線の最初の部分だけを聞いて行動してしまったんではないかと思っています。 Dを通り過ぎてすぐ(数mくらい)であれば、make hard left and take Dで180度転回はせずともDにいける位置があると思うんです。小型機なので。 それくらいの絶妙な(嫌な)タイミングで管制指示が来たんじゃないかと。 (これは私の完全な推測ですが、管制官のnot on...の後にRWY 28と言っているのではないかと。 そんな位置での指示だったんじゃないかと思ってます。) でも実際にはスピードも出てて結構通り過ぎてしまった。 Hard left turnかよ!って思って外見てたら実は指示はGだった。(たぶんGの部分は聞いてない) なので「、、、oh、、、」というパイロットの戸惑いが聞こえてるんだと感じました。 Back trackの用語については不勉強でした。すいません。 中心線はカテゴリーA~Fすべてを考慮しているとのことですが、それゆえにAなどの小型機では十分に曲がることができるintersectionにも線が引かれていないということはありませんか? ただ、ここは論点がずれる気がするので、、、。管制官も"if you are able"と言っていますし。 いろんな視点があるんだなと考えさせられました。解説ありがとうございます!
@TV-gw4sl2 жыл бұрын
@@suwonjp Dをわずかに過ぎた辺りでの指示ならhard leftがvacate via Dを意図していてもおかしくないと思います。その可能性は失念していました。 Hard leftが誤解を生む原因になってしまった可能性は高いと思います。 小型機は性能面だけで言えば、中心線無視すれば大抵の交差点は曲がれるんですよね。別視点でのご意見、ありがとうございます。