大学院の留学の目的で20年以上前に渡米しましたが出国時に住民票も抜きました。これまで日本に住民票を置いてよけばと思ったことはありません。帰国時に医者にかかった場合でも、支払いは自分で建て替る必要がありますが、帰国後、アメリカの会社で加入している保険会社に日本語の領収書を添付して申請すればすぐ払い戻しされます。保険によるとは思いますが、多くの保険が海外での診療も国内と同じout of network 扱いになるのではないかと思います。国民年金も多くの国が日本と協定があるので、協定のある国で払った年金の期間を日本で支払った資格期間として編入されます(今は最低10年でしたっけ)。クレジットカードも、アメリカの場合はアメックスの学生向けのカードでクレジットヒストリーを作っていくことができたので、日本発行のカードは必要ありませんでした。たまに日本の家族に送金する時はWiseを使えば手数料はかなり低いです。ただ、日本で収入があるとか、将来親の遺産を受け取る場合などは銀行口座が必要あるいはあった方がいいことはあるのではと思います。ただし、基本的に海外にある程度以上住むのであれば個人的には住民票を抜いたほうがスッキリして後々悩むこともないのではと思います。