ホースクリニシャン・宮田朋典氏が解き明かす 馬と人との共生メソッド【セーフティ・ライディングへの道】「第4回 ハミがきかない馬」

ホースクリニシャン、宮田朋典氏が、馬の問題や癖をテーマに、ライダーの対処方法と安全な馬をつくる調教方法を紹介します。
　第４回のテーマは「ハミがきかない馬」です。馬を停止させる時に使うハミは、水勒ハミでは手の８〜１０倍以上の力を作り出します。このハミを強く引き過ぎると、馬に余計な痛みを与えてしまい、馬とのコミュニケーションが上手くとれなくなってしまいます。このムービーでは、ハミに関する基礎知識から、乗馬クラブで活用できる騎乗時のチェック方法、ハミがきかない馬への対処方法などを細かく解説。また、ハミを認知できない馬へのアプローチとして、クリニシャンステッキを使ったグラウンドワークもご紹介。馬の調教に携わっている人はぜひ参考にしてください。馬は本来、リラックスした状態であれば、ハミを使わなくてもロープや乗り手の体の動きだけで指示を理解することができます。人馬ともに恐怖心を取り除き、安心して乗馬を楽しむための方法を習得していきましょう。