H29-35 四万川ダム

「四万川ダム」は上信越高原国立公園内に位置し、群馬県四万川温泉郷の直上流の四万川に建設されました。洪水調節、水道用水の開発などを目的とする多目的ダムで、群馬県企業局により維持放流水を利用した発電も行われています。四万川ダムは地域に開かれたダムとしても有名で、温泉街からダム堤体内のエレベータを通じてダムの頂上にも上がることができます。
ダム湖の奥四万湖は１周4kmで、春の新緑や秋の紅葉の名所です。下流にある四万湖と同様に湖水の色が変化し、見入ってしまうほどの美しさです。湖畔にはダムの役割を説明している「四万せせらぎ資料館」があり、館内には日帰り温泉「四万こしきの湯」が併設されています。対岸には稲包せせらぎ公園があり、親水施設等が整備されています。