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はたちの詩集 歌 / 白根一男
(高月ことば作時 上条たけし作曲・編曲)
花のいのちの 短かさを
初めて知った哀しさに
書いインクも淡んでる
めくれば はらはら
涙こぽれる はたちの時集
初恋 !!なんてさびしい言葉なんだろう
あの娘はとうとう俺から離れて遠い遠い
所へ行ってしまった。このままもう逢
えないようなそんな気がしてならない
んだ。 長い睫毛、 可愛い唇
思い出すのはよそう。初恋なんて、ど
うせどうせこんなものなんだよ。
白い野菊の 押し花も
昔の歌を誘うだけ
若いこころに 抱いていた
あの夢 この夢
消えてはかない はたちの時集
たった一つのあの娘の形身だけど、い
っそ一思いに焼いてしまおうこんな詩
集。許しておくれ。持ってるととても
辛いんだ。
忘りょとすれば 、 なおさらに
切なく浮かぶ面影よ
吉い表紙も 色根せて
想い出ばかりが
しみて哀しい はたちの詩集