How to adjustment SEIKO 7S26 movement.

[@和田拓也-h9i]

勉強になります。

[@ワールド1999]

初めまして　時計の分解　楽しみでやってます　もう200個は壊しました　部品を飛ばすことが一番多いですね　この頃はだいぶ慣れてきました　道具にも多少高級品を使うようになったからだと考えます。 油の事　教えてください　何処にどれくらいどういう風にどの油を使うか　油メーカーとか　時計工具専門店は30分くらいの所にあります　一応親しくして頂いている　時計店のご主人にも色々教えていただくのですが　仕事場までは中々　営業中にはご迷惑になりますしね　入れません　油も色々あるんでしょうね　今はほぞ油という油　一つ使ってやってます　時計工具店の方に聞いて買ってきました　一つ部品を外しては写真を撮りながらやってます　整備書があると助かるんですがね　又　動画で色々な時計分解組立　やって下さい　楽しみにしております。

[@niche_craftsman]

時計の油は有名メーカーに、メービス、セイコー、シチズンがあります。それぞれが色んな油を売りだしていて、使用箇所に応じて使い分けます。どれか一つに絞って使っても良いです。高価ですがメービスが特に充実してるのでおすすめです。 時計の歯車の輪列は、ぜんまいのある香箱車からテンプまでの間に回転速度が増すため、そのために徐々に力が消費されていきます。ぜんまいの力を100とすると、テンプに届いたときには30程度になっています。 油は力が強くかかっている歯車には粘度の高めのものを、がんぎ車やアンクルのように輪列終盤で力の弱いものには粘度が低くサラッとしたものを使います。 クオーツ時計の輪列では全体としてトルクは弱いので、使う油は粘度の低いもの１種類あればいいのですが、機械式では数種類を使い分けます。 使う箇所は歯車の軸が収まるホゾ穴に、量はほんの少しで良いです。塗りすぎると逆に油の粘性が抵抗になるので、力の伝わりに無駄が起こります。ぜんまいの力が無駄なくてんぷに伝わるようにと意識して、歯車の回転をイメージしながら油を差してみてください。

[@ワールド1999]

@@niche_craftsman 返信いただけたのが非常に喜ばしく　素直に嬉しいです　プラモデルの様に設計図があれば　落ち着いて作業も出来るかと　考えますが　昨夜　3㎜ほどのスプリングが　時計のどこからかでて来まして　困ってました　まだオーバーホールのまね事する機械が3台程たまってます　まず最終的にテンプはふらないと思いますが　これからも　色々な機種の　オーバーホール動画アップよろしくお願いいたします　ありがとうございました　なにか力強い先生が一人増えた感じです　困った時にしかコメントしない勝手な部分が出るかも解りません　よろしくお願いいたします。

[@HIDE-td6hc]

素晴らしい動画ですね。 私も出来る様になりたいです。

[@niche_craftsman]

実際に1回やってみると、案外できるもんですよ。あれこれ動かして遊んでみるのも、時計の限界を知るには良いもんです。

[@chillthestrong]

凄すぎる、カッコイイです

[@niche_craftsman]

凄くてカッコイイのは、7S26という低級ながらもそこそこの歩度を叩き出すキャリバーを造ったセイコーの開発チームです。 私はデブ一歩手前のオタク時計士なので残念な男なのですよ…

[@伊藤裕介-d3z]

度々素人質問で申し訳ありません。 動画の中で「拘束角は53°」とありますが、これは試験の時に試験官から伝えられるのでしょうか？

[@niche_craftsman]

伝えられません。ムーブメントは何を使うかという実技試験内容が事前に配布されるため、「それについて勉強し、知っていて当然」という前提で試験は行われます。 拘束角がわからないと歩度測定できないですからね。こういうことまでちゃんと知っているということも試験のうちです。 たぶん試験官に聞いても「え、知らないの？」と言われて教えてくれないでしょう。

[@伊藤裕介-d3z]

@@niche_craftsman さん ご教示いただきありがとうございます。大変助かります。

[@伊藤裕介-d3z]

タイムグラファーの計測周期は12秒で良いのでしょうか？ ご教示いただけますと幸いです。

[@niche_craftsman]

12秒で大丈夫だと思います。 おそらく、テンプの振動は常に変化しているから、平均化して測定値を表示して、できる限り正確な値になるようにしているのだと思います。 ちゃんと組めていれば測定時間に関係なくある程度の範囲の歩度で収まります。

[@伊藤裕介-d3z]

ありがとうございます。 歩度が暴れるのはちゃんと組めていないということですよね・・

[@user-ik5mn8qv5z]

暴れ方にもよります！ 波打つように規則正しく暴れる場合は歯車や軸が曲がってる可能性があります。 不規則に暴れるようでしたら、テンプ（ヒゲ）、ガンギ車、アンクル辺りを重点的に見るようにしましょう。

[@curious-george]

緩急針が硬くて、ちょっとだけ動かそうとしてもズルっといってしまうのがありますね。

[@niche_craftsman]

技能試験だと±１０秒以内、いわて機械時計士試験だと±５秒以内が求められるので、０秒狙って調整するだけに緩急針のズルっといくのは「あっ」って思いますよ。 普通にOHなら０秒狙わずに＋１０秒で調整するので楽ですが…

[@curious-george]

@@niche_craftsman ほぼ素人なので、ひげ持ちと緩急針しか触りませんが、片ぶりを直す→部度合わせのジレンマに陥ります（笑）

[@niche_craftsman]

物によって、特に古い時計はそうですが、緩急針動かすとヒゲ持ちも動いちゃったりするのがあるので困ります。 何か良い方法ありそうですけどね…あとほんのちょっとを動かせるようにできる道具とか自作できないかな…

[@curious-george]

@@niche_craftsman その道具ですが、超小型のネジ式精密クランプの先を細く削り、咥える部分を保持機と緩急針に掛けて少しずつ動かせる道具を作ってはみたものの、クランプを掛ける時にヒゲゼンマイに触れそうになるので、怖くて（笑） ETAのように微調整が偏心軸のネジになってるタイプは楽なんですけどね。

[@niche_craftsman]

おぉ、なるほど。何か私も作ってみますね。ホームセンターとか東急ハンズで物色すればアイデア降ってきそうですし。良いものできれば動画にしてみましょう。

[@fooK-xo1ky]

😅