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流氷シーズン真っ只中のオホーツク海側ですが、その流氷を近くで見ようとする人たちの危険な行為が今、問題となっています。
先月22日に流氷が接岸した網走市。中国の旧正月、「春節」の時季にも入り、いま、多くの観光客が押し寄せています。
観光客)
「こうやって目の前で見ると流氷のダイナミックさというか、壮大な光景を目にできて、すごく感動しています」。
船の上からでも大迫力の流氷。しかし、この自然の神秘をより近くで見たいという心理が、危険な行為に繋がっていました。
荒木俊光カメラマン)
「足元を慎重に確認しながら、流氷の上を歩いている人がいます。おそらく、いま人が立っている位置は、海の上だと思われます」。
流氷の上に乗り、写真撮影をする男性。どんどん陸地から遠ざかっていきます。
網走市観光協会・二宮直輝専務理事)
「徒歩で海岸に降りられる場所では、容易に流氷に近づくことができる。2020年の2月に若い方が、接岸した流氷に写真を撮るために乗って風向きで乗った流氷が岸から離れるということがあった」。
当時は、偶然、流氷が岸に戻りけが人はいませんでしたが、流氷に乗ることは命の危険に繋がります。網走海保によると、今の時期の海水温は、およそ0.5℃。もし海に落ちたら、15分で死に至るといいます。
「流氷の上は非常に危険ですので、乗らないようにお願いします」
警察や市などはパトロールをし、外国語でも注意喚起を繰り返していますが、こうした危険な行為は後を絶ちません。
警察)
「道外からの旅行者も流氷の怖さを全く分かっていない。きのうもチリ人やスペイン人が氷の上に乗っていて。落ちたら助けられない」。
さらに…
流氷観光の関係者)
「落ちたら死ぬので気を付けて」。
流氷に乗っていたのは、地元住民でした。
Q.流氷の下は海だという認識はある?
地元住民)
「はい、あります。そんな奥まで行くつもりもないので、手前でちょっとクリオネとれたらうれしいね、ぐらいで」。
Q.どこからが海だと?
地元住民)
「どうだろう。え、どっから海?」。
来月中旬まで続く流氷シーズン。観光客、そして住民のマナー厳守が求められています。
網走市観光協会・二宮直輝専務理事)
「危険な行為をすることなく、写真を撮ったり、眺めたり、安心安全な場面で流氷観光を楽しんでいただきたいと思う」。
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