◆廻る天輪 ~英雄ロスタムと悲劇のソフラーブ/片岡寛晶 The Hero Rostam and the Tragedy of Sohrab/Hiroaki Kataoka〈陸上自衛隊中央音楽隊〉

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Күн бұрын

ペルシャ叙事詩に登場する英雄とその息子の悲劇を中東の響きで表現した片岡節の光る楽曲。
最少15人から演奏可能で、打楽器2名でも様々な音色・リズムが光る効果的な演奏になります。
廻る天輪(めぐるてんわ) ~英雄ロスタムと悲劇のソフラーブ
作曲:片岡寛晶
The Hero Rostam and the Tragedy of Sohrab
Composed by Hiroaki Kataoka
Grade:3.5
Time:8:10
最小演奏人数:15
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演奏:陸上自衛隊中央音楽隊
指揮:2等陸佐 副隊長 柴田昌宜
Performed by Japan Ground Self-Defense Force Central Band
Conducted by LTC Masanori Shibata
♪4K映像
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《作品紹介/Program notes》
 2024年、仙台城南高校吹奏楽部 顧問の佐藤学先生より委嘱頂き作曲。同年の吹奏楽コンクールにおいて、10人の手により初演されました。極小編成のオーケストレーションでしたが、奏法の工夫や、中東の太鼓を使ったパフォーマンスにより、唯一無二のアツい演奏で会場を大いに沸かせてくれました。その演奏は、今も私の心の中で鳴り響いています。
 イランには、日本の古事記や日本書紀にあたる神話・伝説を記した「シャー・ナーメ(王書)」というペルシャ叙事詩があります。その「シャー・ナーメ」に登場する、ペルシャの伝説の英雄であるロスタムと、その子どもソフラーブの物語は、神話、伝説、歴史の3部に渡る、王書「伝説」の一部として語られています。
 ロスタムの誕生、試練の軌跡、辺境のロスタム、英雄ロスタムと美女タハミーネ、父ロスタムと子ソフラーブの闘い、ソフラーブの死とロスタムの嘆き。
 この6つの描写を、私なりの表現で音を紡ぎ、音楽劇として構成しました。
 作品は、一貫してマカーム音階を用いているというわけではありませんが、中東の響きをベースに、西洋の響きを融合する事により、新たにモダンな響きを生みました。また、音群とリズムの即興的なやり取りはこの曲において最大の聞かせどころです。
 中間部はソロ楽器にスポットをあて、その後のTuttiにおいてはロスタムとタハミーネの喜びや切なさといった、2人の心情を音にしました。後半部は、父ロスタムと子ソフラーブが闘い、ロスタムがソフラーブにとどめを刺し、劇的な終幕を迎えます。
 ハッピーエンドとはいかないこの物語は、目頭が熱くなるものがあります。皆さんの手によって、音楽で語って頂けましたら幸いです。
 この作品のタイトルでもある、廻る天輪とは、ペルシア人~イラン人の人生観を現わす言葉で『決められた運命には逆らえない』という意味があるそうです。(片岡寛晶)
《演奏》 陸上自衛隊中央音楽隊
Japan Ground Self-Defense Force Central Band
 陸上自衛隊中央音楽隊は、1951年(昭和26年)6月、陸上自衛隊の前身である警察予備隊の音楽隊として発足し、以来73年にわたり日本を代表する吹奏楽団として歴史を積み重ねてきた。
 防衛大臣直轄の音楽隊である中央音楽隊は、国賓・公賓の歓迎行事での特別儀仗演奏を延べ100か国、1,500回以上行い、これらの功績により2015年、「内閣総理大臣特別賞状」を受賞した。また、過去のオリンピックや天皇陛下御即位に伴う祝賀御列の儀など、国家的な行事にも数多く参加し、首都圏で開催される定期演奏会及び室内楽演奏会、全国各地へのコンサート・ツアーやオフィス街におけるコンサートのほか、日本武道館で行われる自衛隊音楽まつり、陸海空自衛隊合同コンサート、21世紀の吹奏楽“響宴”やジャパン・バンド・クリニックへの出演、CD録音やメディア配信など多彩な演奏活動を行うとともに、全国の陸上自衛隊音楽隊員に対する教育も担当している。
 更に海外での活動として、韓国(2002年、04年、11年)、フィンランド(2014年)、英国スコットランド(2017年)、ロシア(2019年)、スウェーデン(2024年)の各国際軍楽祭への参加や、米陸軍軍楽隊・米海兵隊音楽隊、ドイツ連邦軍参謀軍楽隊との共演、ワシントンD.C.でのABA(全米吹奏楽指導者協会)総会、フランスでの室内楽演奏、ミッドウエスト・バンドクリニックへの出演などを行うとともに、2015年からはパプアニューギニア国防軍軍楽隊の能力構築支援を行うなど、音楽を通じた国際交流に貢献している。
《指 揮》 2等陸佐 副隊長 柴田 昌宜
Conducted by LTC Masanori Shibata
大阪音楽大学卒業(トランペット)、同大学専攻科修了(指揮)。
2003年、陸上自衛隊に幹部候補生として入隊し中央音楽隊配属となる。2007年から第15音楽隊長(那覇)を務めたのち、中央音楽隊を経て防衛省陸上幕僚監部広報室で陸上自衛
隊の広報を担当。2017年から中部方面音楽隊長(伊丹)を務め、2023年3月から現職。
この間、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学マスタークラスにおいて指揮のディプロマを取得するとともに、東京藝術大学での研修や国際指揮者コンクールへの参加など国内外で研鑽を積む。また米国防総省(ペンタゴン)での海兵隊軍楽隊とのコンサートや、ワシントンDCで開催されたABA総会での米四軍合同バンドの客演指揮、パプアニューギニア国防軍軍楽隊の育成支援など音楽による防衛交流に貢献。レコーディングでは日本コロムビアやブレーンから自身の指揮による多数のアルバムも発売され、2021年からは故郷兵庫県加古川市の観光大使も務めている。
これまでに、指揮を下野竜也、松尾昌美、夏田昌和、P.ギュルケ、作曲法を川島素晴の各氏に師事。
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