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【画像比較】「オホーツクに消ゆ」1987FC版→2024Switch版【荒井清和】
北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ
『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』(ほっかいどうれんささつじん オホーツクにきゆ)は、堀井雄二がシナリオを手がけたアドベンチャーゲーム。同じく堀井雄二がシナリオを手がけた『ポートピア連続殺人事件』『軽井沢誘拐案内』と本作を合わせて「堀井ミステリー三部作」とも呼ばれた。
ログインソフト(アスキー)から1984年にPC-6001版とPC-8801版が、翌1985年にはPC-9801版(1代目)とFM-7版・MSX版が発売された。なお1985年にはプロローグにあたる「東京編」のみの収録ながらキャプテンシステム版も公開されている。1987年には全面的にリメイクされたファミリーコンピュータ(以下、ファミコン)版が発売された。
1992年には、ログインソフトからファミコン版のシナリオを下敷きにグラフィックを刷新したPC-9801版(2代目)が、ムック形式(LOGiN DISK&BOOKシリーズ)で発売された。
後年、iアプリやEZアプリなどの携帯電話上のアプリケーション配信もされた。また、プロジェクトEGGによるパソコン用の復刻版も配信された。
2024年夏にはジー・モードから、2024年を舞台にした堀井監修の新作エピソードも収録したリメイク版『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ 〜追憶の流氷・涙のニポポ人形〜』がNintendo SwitchとSteam向けに発売予定。
北海道を舞台とし、摩周湖や屈斜路湖を始め、網走刑務所や北浜駅、夕張炭鉱などの実在の観光スポット、網走刑務所で作成されているニポポ人形など実在の風物が登場する。
ファミコン版では一転、作画を『べーしっ君』の荒井清和が手がけ漫画的表現に変わった。後年のPC-9801用リメイク版では写実表現に回帰し、またさらに後のiアプリ版では漫画的表現に再回帰しているが、EZアプリ版ではまたも写実的表現となっている。
ファミコン版のBGMはゲヱセン上野こと上野利幸が担当。2005年にはサウンドトラックの復刻が実現している。なお、上野はPC-6001版およびMSX版のメインプログラマーでもあった。