Illustratorで入稿前にチェック！【入稿データにする前の注意点】

■オーバープリントのチェックを確認
オーバープリントのチェックを確認します。
オーバープリントのチェックが入っていると、色と色が重なった状態で印刷されるため、色が変わってしまいます。
属性パレット→塗りにオーバープリント→チェックをはずします
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■スミノセの色設定（透過させない対処方法）
文字をスミノセする場合は、BL100%の設定では背景に透過します。
これを避ける方法として 、該当する文字を選択→BL100%+C10%などCMYのいずれかを足します。
これで透過しなくなります。
～リッチブラックにしたい場合～
もし、スミ文字をリッチブラックにしたい場合は、
BL100%に加えて、C20%+M20%+Y20%などCMYを足します。
～リッチブラックの注意～
BL100%+C100%+M100%+Y100%はダメ！
印刷時に裏移りする可能性があるので、CMYK合わせて300%以上にならないようにします。
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■リンク画像の確認
画像が正しくリンクされているかを確認します
▲マークが表示されている時は、画像のリンク切れです。
リンク画像がaiデータと違うフォルダに入っていると、リンク切れし、画像は正しく表示されません。
この場合は、リンク画像を正しい場所に戻します。
1.　リンク画像はaiデータと同じフォルダ内に入れて配置します。
2.　これで、▲マークが消えて、正しくリンクされました。
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■画像の埋め込み
または、リンクされた画像を埋め込むことで、リンク切れを防げます。
1.　画像を選択した状態で、リンクパレットのメニュー→画像を埋め込み
2.　埋め込みアイコンに変わり、画像が埋め込まれました。
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■高解像度の設定　編集→透明の分割・統合プリセット
グラデーションやドロップシャドウを綺麗に出力するために、高解像度の設定をします。
1.　編集→透明の分割・統合プリセットで設定内容の確認をします
　　→透明の分割・統合プリセットパレットが表示されます
2.　プリセットの高解像度を選択
　　→プリセット内容が確認できます（ベクトル : 100、解像度:1200ppi/400ppi）
3.　アイコンをクリックすると、編集できます
4.　ファイル→ドキュメント選択
　　→ドキュメント選択パレットが表示されます
5.　プリセット→高解像度を選択します
6.　OKボタンをクリックすれば設定完了です
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■オブジェクトの最適化
パスが多い複雑なオブジェクトなどを、最適化するため画像の状態にします
1.　該当するオブジェクトを選択した状態で、オブジェクト→ラスタライズ
　　→ラスタライズパレットが表示されます
2.　カラーモード : CMYK、解像度 : 350ppi、背景 : 透明
　　オプション : （ここでは）特色を保持にチェック
3.　問題なければOKボタンをクリック
4.　オブジェクトが画像化されました
注意）
オブジェクト→ラスタライズは、編集できるベクター状態ではなくなるため、入稿データを作成する際に行います。
効果→ラスタライズでは、オブジェクト全てにラスタライズがかかりません。
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■文字をアウトライン化
最後に、文字をアウトライン化します
1.　全体を選択→書式→アウトラインを作成
2.　文字がオブジェクト状態に変換し、アウトライン化されました
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