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今月27日に投開票される自民党総裁選。次の総選挙の顔ともなる総裁が誰になるのか、初めて選挙に臨む新人候補予定者もその行方を注視しています。
過去最多の9人が争う自民党総裁選挙。自民党議員やその支持者が新総裁に期待する役割の一つが「選挙の顔」です。
任期満了まで1年余りとなった衆議院議員や来年夏に改選を迎える参議院議員にとって党の顔となる「総裁」が誰になるかは死活問題です。次の衆院選に初出馬する自民党の新人候補予定者は、どんな総裁を望んでいるのでしょうか。
函館市などを含む道8区から出馬予定の向山淳さんは。
向山淳さん)
「それぞれの方の主張に違いが見えてきていると思いますので、本当に総裁にふさわしい方を選びたいという思いで各討論会などを見ています」。
札幌・中央区を含む道1区から出馬予定の加藤貴弘さんは。
加藤貴弘さん)
「政治の信頼なくして政策が前に進むとはやっぱり思わないので、そういう部分ではそこは一番かなと。物価の高騰、この経済対策という部分が一番求められていることと思うので、地域の課題、日本の課題はあるが、その2点が一番主だったところと思う」。
一方、現職の議員からは「顔」だけを求める人気投票とならないようにという自戒の声もあがります。
鈴木貴子衆議院議員)
「自分の選挙のためのリーダーを選ぼうとしていないか。2連ポスターの相手を選ぼうとしていないか。まさにこの総裁選は我々自民党の議員の、自民党の矜持と自覚が問われている」。
誰が選ばれるのか。総裁選の投開票まであと10日です。
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