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京都・今年で最後の『キツネの嫁入り』2024!
※20年続いた東山『狐の嫁入り』
とうとう今年で終了となりました。
【狐の嫁入り巡行 歴史・簡単概要】
狐の嫁入り巡行(きつねのよめいりじゅんこう)は例年3月に行われてい東山花灯路(ひがしやまはなとうろう)の一環として始まりました。東山花灯路は京都・花灯路推進協議会が主催して行われていたが、2022年(令和4年)に終了しました。
狐の嫁入り巡行は表裏白一色で仕立てた白無垢(しろむく)・綿帽子(わたぼうし)・狐の面を付け、人力車に乗った狐のお嫁さんと提灯行列で再現されます。狐の嫁入り巡行は大谷祖廟(おおたにそびょう)前からねねの道を通って、高台寺まで巡行します。
狐の嫁入りは夜間に山野で狐火(きつねび)がいくつも連なり、嫁入り行列の提灯のように見えるものを言います。また狐の嫁入りは昼間日が照っているのに急ににわか雨(小雨)が降る日照り雨(天気雨)のことを言います。
大谷祖廟は浄土真宗の開祖・親鸞聖人の墓所です。大谷祖廟は1272年(文永9年)に親鸞聖人の末娘・覚信尼が東山大谷に親鸞聖人の廟堂として建てた六角の廟堂を起源としています。その後1602年(慶長7年)の西本願寺と東本願寺の分派に伴い、1670年(寛文10年)に現在の場所に移りました。
東山花灯路は京都の夜の風物詩を新たに創り出す為、2003年(平成15年)3月から東山エリアで始まり、毎年100万人以上の観光客が楽しんでいます。2005年(平成17年)12月からは嵐山・嵯峨エリアでも嵐山花灯路が始まりました。なお東山花灯路は白壁・石畳・門前町などの東山の地理的条件を生かし、露地に行灯や生け花などを置き、京都の早春の季節感を演出していました。
※京都ガイドより抜粋