京都･鞍馬寺 竹伐り会式

京都市登録無形民俗文化財「鞍馬竹伐り会」の記録映像（原版はVHSビデオ）。京都市左京区鞍馬の鞍馬寺で毎年6月20日に行われる。
鞍馬竹伐り会は、6月20日に鞍馬寺本堂で行われる蓮華会（れんげえ）の法会（ほうえ）に付随する行事。本堂前で、大蛇に見立てた、根付きの細い竹（雌竹）と根のない太い竹（雄竹）の2種の竹4本を、近江座と丹波座に分かれて、三段に断ち伐る遅速を競い、豊凶を占う。竹を切るのは、七仲間と呼ばれる鞍馬の住民組織のうち大惣（おおぞう）仲間の人々であり、五条袈裟（ごじょうげさ）を頭に巻き付けた、いわゆる僧兵姿で登場する。山伏の験（げん）競べ的要素と年占（としうら）的な要素を併せ持つ行事である。
■製作年月：平成13年度（2001）［平成8年（1996）6月撮影］
■製作：京都市
■制作：松竹京都映画株式会社（製作）
■10分40秒
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